先週、大阪にあるナフサクラッカーが止まってしまいました。
稼働率はギリギリ60%で動いていたのですが、それが止まりました。国内で動いているのはあと4〜5台。
ナフサクラッカーが止まると、石油製品と呼ばれる工業製品は全て止まります。今回の停止が長引いてしまうと、10月中旬には色々と物不足が起きます。
ちなみに、残っているナフサクラッカー(大分・川崎・東京・苫小牧)に負荷が一気に押し寄せている状態ですので、いつまで持ち堪えるかという切羽詰まった状態、これが今の日本の状態です。
しかも、日本のナフサクラッカー、中東専用に作られているので、今アメリカやメキシコ、ブルネイから輸入しているものをそのまま入れても、重質物(キシレン・ベンゼンなど)が作れないという不安定な状態です。
LPGがナフサの代替物質なのですが、LPGは常温・常圧では気体、ナフサ(粗製ガソリン)は液体という特性のため、ナフサクラッカーに入れることが出来ません。
10月に日本の工業が瀕死にならないことを祈りつつ、ものがない時代に備えましょう。
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