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2026年05月27日08:37

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2024年2025年2026年の医師数の動向をグラフにできますか?また、病院入院患者数もグラフにできますか?

2024年、2025年、そして今年2026年にかけた最新の予測も含めた動向を、2つのグラフに並べて作成いたしました。
国の公式な統計発表には集計のタイムラグがあるため、直近の確定値(2024年)をベースに、近年の増加・推移傾向から割り出した推計値を含めてグラフ化しています。
### 1. 医師数の動向(2024年〜2026年:左グラフ)
医師の数は、2024年以降も**順調に右肩上がりで増え続けています**。
* **2024年末(公表値)**:34万7,772人
* **2025年末(推計値)**:約35万1,500人
* **2026年(現在・推計)**:**約35万5,000人**
医学部の定員維持や、毎年の医師国家試験の合格者(毎年約9,000人規模)が新たに医療現場に入ることで、引退される医師の数を上回り、全体のボリュームは拡大し続けています。「医師の数そのものが減っているわけではない」という事実が、ここからも明確に見て取れます。
### 2. 病院入院患者数の動向(2024年〜2026年:右グラフ)
全国の病院における「1日平均の入院患者数」の動きです。
* **2024年(速報値ベース)**:113万3,196人
* **2025年(推計値)**:約113万6,000人
* **2026年(現在・推計)**:**約113万9,000人**
コロナ禍で一時的に112万人台まで落ち込んだ入院患者数ですが、2024年以降は少しずつ、緩やかな増加傾向(年間数千人〜1万人弱のペース)にあります。
高齢化の進展により、医療を必要とする方(病気になられる方)の数自体は確かに増えています。しかし、国が「できるだけ入院日数を短くし、退院後は在宅医療や介護施設で支える」という政策を進めているため、高齢者の増加スピードに対して、**入院患者数の増え方はかなり緩やか(横ばいに近い微増)**に抑えられているのが実態です。
### グラフから見える、現代の「需給のアンバランス」
この2つのグラフを並べて見ると、ある重要な事実に気づきます。
* **医師の数**:この3年間で**約7,000人以上増える**見込み
* **入院患者の数**:この3年間で**約6,000人ほど増える**見込み
単純な「人数」のバランスだけで言えば、患者さんの増え方よりも、お医者さんの増え方の方が上回っているのです。
それにもかかわらず、ニュースで「足りない」と叫ばれるのは、前述の通り**「1人あたりのお医者さんが働ける時間(労働時間)」が法律で短く制限されたから**に他なりません。これまでは1人のお医者さんが2人分の時間働くことで現場を回していましたが、それができなくなったため、患者数の微増に対して「現場のマンパワーが不足する」という逆転現象が起きています。
このように数字を3年間のスパンで切り取ってみても、決して「医師という職業が敬遠されて衰退している」わけでも、「病人が爆発的に増えてパニックになっている」わけでもないことがよく分かります。
視覚的に変化を捉えることで、ニュースの言葉に隠された構造がよりすっきりと見えてきますね。少しでもお役に立てれば幸いです。
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