mixiユーザー(id:16111126)

2026年04月18日18:57

40 view

��粘液でメイドがドロドロ

 シン・ジ皇太子とレイ・ア姫の再会を祝う宴の出席者はア・スカ姫とモーリス大公スカ・ルー。我輩、テロリン国のテロリン総統と副官の、超能力者で陰陽師の安倍晴美。ムーロマ帝国皇太子のシン・ジと皇女レイ・ア姫には、通訳として、テレパシー能力がある魔道師メイドのベティ・ベテルギウスが付き添っていた。
 大草原地帯の騎馬民族の国、モーリス大公国だけあって、宴のメインディッシュは、羊の丸焼きだった。他に、羊の内臓の煮込みの大鍋があり、各自の席にチーズ、果物、ソーセージなどの盛り合わせの皿。
 スカ・ルー大公、ア・スカ姫の親子と、シン・ジ皇太子、レイ・ア姫の兄妹は、互い言葉が通じるので、ベティの任務は、我輩、晴美、と他の四人の通訳だが、レイ・ア姫にもテレパシー能力がある。
 スカ・ルー大公がテレパシーで心を読まれるのを非常に嫌っている、と言う事で、日本語を習得したベティが我輩の言葉を他の四人に伝え、他の四人の言葉を日本語に翻訳して我輩に伝える、と言う形で会話が進んだ。安倍晴美にテレパシー能力がある事は隠したが、彼女はムーロマ帝国の言葉を習得している、と言う事にした。
 実際に、テレパシー能力者たちは、初めて出会った二週間ほど前に、一晩で、互いの国の言葉を話せるようになっていた。
 その、レイ・ア姫一行と、我々が最初に出会った夜の事を、我輩は思い出した。
 オーダー大公国のノーブル・ナーガ大公とミロ大公国のドーン・サン大公の軍勢3万5千の奇襲攻撃を受けて炎上する帝都ムローマ市を気球に乗って脱出したレイ・ア姫一行三人は、ムローマ市の南、約750�劼離離好侫Д薀硬腓愽垰�着した。
 それを、静止衛星軌道上のテロリン国軍巡宙艦タマに乗って見ていた我輩は、全長926mの、前方後円墳のような形をした巡宙艦タマの、最大幅463mの台形部に接舷していた、全長463m直径58mの反重力飛行船テロリンブルク号に乗って、大気圏内へ降下した。
 そして、この場に居ない、ムーロマ帝国女騎士、リゲル・オライオンを含めた女性三人だけの姫一行を怖がらせないように、我輩と安倍晴美、超A級メイドロイドのレム、カレン、カグラ、の3体だけを連れて、姫一行と接触した。
 その夜更け、我々は、ノスフェラス島に住む、歩く人食い植物、トリフィドの群れの襲撃を受けた。
 姫一行を怖がらせないように銃を持っていなかったメイドロイドたち。
 レムは長い鎖の先に棘つき鉄球がついたモーニングスターで、身長177�僂離�レンは空手の突き、蹴りで、カグラはカーボンナノチューブ製の唐傘で、トリフィドを叩き潰して戦ったが、トリフィドから飛び散った緑色の粘液で、メイドロイドたちは顔面から下半身まで粘液まみれ、ドロドロになってしまったのだった。

 続く
 
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年04月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930