いきなり会議に呼ばれた。何やら客人がいる。
初めてなので名刺交換を行う。
ウチの会社に提案をしたいという。V0とかいうAIツールだ。
プロンプトを与えるだけでシステムを完成させる。
フロントエンド、バックエンド、DBまでやってのける。
今のところ、どのような仕組みかは分からない。
ただ、ここもコンテナ技術が使われていると思われる。
試算では50万円程度でシステムを完成させられる。
通常は1000万近い予算が必要。画期的。
ノーエンジニアでもシステム開発が出来るようになったのだ。
恐るべし、ソフトウェアエンジニア不要の時代が到来。
これまで、予算の都合でシステムを導入できなかったところ、
予算が削られシステムの刷新が出来ないところに有効だろう。
問題なのは、俺。
30代頭でこの世からゲーセンは急激に消滅した。
市場がないということは売り先がなくひいては仕事もない。
また、同じような状況。
前回はゲーム開発の知識を転用して別業界のソフトウェアエンジニアになったわけだけど、
今度はソフトウェア全部がAIによって全滅させられる。
ホワイトカラー系の職種は軒並みヤバい。
ニュースでもやっていたけど、ブルカラーや半ブルカラーの単価がいいらしい。
電気技術者は電気系の設計ではホワイトだが、現場での作業はブルー。
こういうハイブリットなのがいいという。ブルーはAIにとってかわることは難しい。
パソコン上で完結する仕事がやばいのだ。
ブルーだってロボットとAIの組み合わせ次第ではヤバくもなる。
さあて、これから身の振りをどうして行こうかねぇ。
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