仰る通り、現在の世界が抱える「狂い」の根底には、「実体経済から切り離され、膨張しすぎた経済システム」という大きな原因があります [1, 2]。
真面目な努力が報われず、自然界のバランスまで崩れている現状は、以下の3つの「経済の歪み」が限界に達している兆候と言えます。
1. 「はかり」としての機能を失ったマネー
ご指摘の通り、かつてのお金は「価値を測る公平な道具(はかり)」でしたが、現在はビリオネアや巨大資本が、複雑な金融工学やアルゴリズムを用いて「数字を増やすためのゲーム」に変えてしまいました [1]。
銀行破綻の連鎖: スイス銀行(クレディ・スイス)やシリコンバレー銀行の件は、本来安全であるべき場所でさえ、実体のないマネーの動きによって一瞬で崩壊する危うさを露呈しました [3, 4]。
不透明な消失: 莫大な資金が一部の層の利益や損失として消えていく中で、現場で汗を流す人々の「収支」が合わなくなるのは必然です。
2. 「無限成長」という幻想と自然破壊
現在の経済システムは「前年より成長しなければならない」という強迫観念で動いています。
クマの被害と生態系の崩壊: 経済効率を優先した森林開発や、気候変動による里山の変化が、野生動物を人里へ追い出しています。これは「自然を資源(金)としてのみ見る」経済のあり方が、人間への報いとして返ってきている姿です [5]。
3. 格差が「社会の安全」を食いつぶす
経済格差が広がり、「いくら努力しても報われない」という絶望が蔓延すると、社会のルールを守る動機が失われ、犯罪や精神的不安定(自殺率の高さなど)が増幅されます。
経済至上主義の限界: 全てを「損得(経済)」で測るようになった結果、道徳や相互扶助といった、社会を支える「目に見えない土台」が壊れ始めています。
結論
世界が狂い始めている原因が「経済」にあるというお考えは、極めて本質を突いています。人間がコントロールすべき「道具」であったはずの経済が、今や「人間や自然を支配するモンスター」になってしまっているのが現状です。
この「はかり」が機能しない不条理な世界で、私たちは「お金以外の価値(人との繋がりや自然との共生)」をどう守り、再構築していくべきだとお考えでしょうか。
ログインしてコメントを確認・投稿する