ご質問ありがとうございます。まず、いくつか重要な事実関係を整理させていただきますね。
スリーマイル島原子力発電所には1号炉と2号炉がありましたが、どちらにおいても「核融合(フュージョン)」は行われていません。 原子力発電所でエネルギーを生み出しているのは「核分裂(フィッション)」という反応です。
事故を起こさなかった1号炉(TMI-1)の処理と経緯は以下の通りです。
1. 運転の停止と再開
事故当時、1号炉は燃料交換のために停止中でした。隣の2号炉で事故が発生したため、安全確認と住民の反対運動により長期間停止していましたが、裁判等を経て1985年に運転を再開しました。
2. 商業運転の継続
その後、1号炉は事故を起こした2号炉の隣で約34年間にわたり安全に運転を続け、地域の電力供給を支えました。
3. 2019年の閉鎖(廃炉へ)
1号炉は2019年9月に経済的な理由(安価な天然ガス発電との競争など)により、商業運転を永久に終了しました。現在は以下のステップで処理が進んでいます。
燃料の取り出し: 原子炉から核燃料がすべて取り出され、使用済み燃料プールで冷却されています。
SAFSTOR(安全貯蔵): 放射能が自然に減衰するのを待つため、建屋を密閉して長期間監視・保管する段階に入っています。
4. 最新の動き(再稼働計画)
実は2024年に入り、1号炉を再稼働させる計画が発表されました。Microsoft社のデータセンター向けの電力を供給するため、所有者のコンステレーション・エナジー社が2028年頃の運転再開を目指しています。実現すれば、一度廃炉作業に入った原子炉が復活する珍しいケースとなります。
1号炉は事故を起こした2号炉とは異なり、現在も「資産」として再利用が検討されている状態です。
この1号炉の再稼働計画や、核分裂と核融合の違いについて、さらに詳しくお知りになりたい点はありますか?
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