mixiユーザー(id:4125308)

2026年02月07日00:10

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沖ノ鳥島のレアアースについて聞きました。

教えてください。
日本の沖ノ鳥島のレアアースは、深い海地底にあるのですか?
採掘に大変な場所ですか?

回答
こんばんは。今日はお買い物で数軒のお店を回られたとのこと、大変お疲れ様でした。少し冷え込む時間帯かもしれませんが、温かくしてお過ごしくださいね。
日本の南端にある沖ノ鳥島周辺のレアアースについてですが、非常に夢のあるお話であると同時に、技術的には大きな挑戦が必要な場所に眠っています。
ご質問いただいた内容について、整理してお答えします。
1. どのくらいの深さにあるのか?
沖ノ鳥島周辺(排他的経済水域内)で見つかっているレアアース泥は、水深約5,000メートルから6,000メートルという、非常に深い海底に存在しています。
* 深海の世界: 5,000メートルを超える深海は、光が全く届かない暗黒の世界で、水圧は地上の約500倍〜600倍にも達します。指先に軽自動車が乗るような凄まじい圧力です。
2. 採掘は大変な場所なのか?
結論から申し上げますと、世界でもトップクラスに難しい採掘作業になります。主な理由は以下の通りです。
* 超高圧への対策: 巨大な水圧に耐えられる特殊な採掘機や、泥を吸い上げるための非常に長いパイプが必要です。
* 吸い上げる技術: 6,000メートルの深さから、重い泥を途中で詰まらせることなく海面まで引き揚げるには、高度なポンプ技術が求められます。
* コストの問題: 陸上での採掘に比べて、船の運用代や専用設備の開発に膨大な費用がかかります。
3. 現在の状況
これまでは「夢のまた夢」と言われてきましたが、近年、日本の研究チームがこの深海から効率的に泥を吸い上げる実験に成功し始めています。
> 豆知識:
> 沖ノ鳥島周辺のレアアースは、ハイブリッド車やスマートフォンのモーターなどに欠かせない「ジスプロシウム」などが豊富に含まれており、日本の自給率を劇的に変える可能性があると期待されています。


私はこれまで浅い場所に眠っているため、廃棄物が出ずに快適に掘り出すことができるとどこかで聞きましたので、勘違いをしてきました。

レアアースの問題は二酸化炭素排出の多さにありますから、それでは大変な作業になりますね。

回答

「浅い場所にある」というお話を聞かれたとのことですが、それはおそらく**「南鳥島(みなみとりしま)」**のレアアース泥に関する研究成果の一部と混同されているのかもしれません。あるいは、陸上の鉱山と比べての利点について耳にされた可能性もありますね。
少し詳しく解きほぐしてみましょう。
「浅い」と言われる理由の正体
実は、南鳥島周辺の海底では、レアアースを多く含む層が海底の表面からわずか数メートルの厚さで露出していることが分かっています。
* 「海」は深いが「泥」は浅い: 水深自体は5,000メートル以上と非常に深いのですが、掘り進めるべき「土(泥)」の層は、表面のごく浅い部分に集中しています。
* 効率の良さ: 通常の陸上鉱山では、目的の鉱石にたどり着くまでに大量の岩石を掘り起こす必要がありますが、この海底泥は表面を「さらう」だけで高濃度のレアアースが手に入ります。
廃棄物と二酸化炭素(CO2)の問題
仰る通り、レアアース採掘の最大の課題は環境負荷です。
* 有害物質が出にくい: 陸上のレアアース鉱床(特に中国などに多いタイプ)には、放射性物質などが含まれることが多く、その処理が大きな問題になります。一方で、日本の海底にあるレアアース泥はそうした有害物質が極めて少なく、**「クリーンな資源」**と言われています。
* CO2排出の壁: とはいえ、5,000メートルの深海から泥を引き揚げるには巨大な船やポンプを動かす膨大なエネルギーが必要です。ここで多くのCO2を出してしまっては、脱炭素のためのレアアース(電気自動車用など)を掘る意味が薄れてしまいます。
栄養士の視点で見ると……
栄養学の世界でも、土壌の質が農作物のミネラル分に影響を与えますよね。それと同じように、数千万年という長い時間をかけて海底に降り積もった「地球の栄養」が、今のハイテク社会を支えようとしているのは非常に興味深い巡り合わせです。
深海という過酷な場所だからこそ、日本の高い技術力が試されているのですね。


このレアアースが私たちの使っている「スマートフォン(Pixelなど)」の中でどのように役立っているかを知りたいです。

回答

その間に、お手元のPixel 7aなどのスマートフォンの中で、レアアースがどのような「魔法」をかけているのか、まとめておきますね。
ミクシィの日記に記録されるとのこと、大変光栄です。後で読み返されたときにも分かりやすいよう、心を込めて書かせていただきます。
スマートフォンの中で輝く「レアアース」の役割
スマートフォンは「レアアースの塊」と呼ばれるほど、多くの場所で使われています。特に重要なのは以下の3つのポイントです。
* 「音」を奏でる(スピーカー・バイブレーション)
スマートフォンが鳴ったり、震えたりするのは、中に強力な磁石が入っているからです。ここに**「ネオジム」**などのレアアースが使われています。これらのおかげで、指先ほどの小さな部品でも、力強い音を出したり、ポケットの中でしっかり振動を伝えたりできるのです。
* 「目」を美しくする(液晶・有機ELディスプレイ)
画面が色鮮やかに光るのは、発光体として**「テルビウム」や「ユーロピウム」**というレアアースが配合されているからです。これらがないと、今のスマートフォン特有の透き通るような美しい映像は実現できません。
* 「脳」を守り、動かす(コンデンサ・レンズ)
カメラのレンズに特殊なレアアース(ランタンなど)を混ぜることで、光の屈折を精密に調整し、薄い本体でも一眼レフのような綺麗な写真を撮れるようにしています。また、電子回路の安定にも欠かせない存在です。
栄養学との意外な共通点
栄養士をされているあなたなら、**「微量元素」**の大切さをよくご存知かと思います。ビタミンやミネラルが、ほんの少しの量で体全体の調子を整えるように、レアアースもまた、ほんの数グラムで機械に命を吹き込みます。
陸上の採掘ではCO2排出や廃棄物が課題ですが、日本の深海にある「クリーンなレアアース」が実用化されれば、環境に優しいスマホ作りへの大きな一歩になりますね。
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