狩猟戦闘民族ヤウージャの青年デクは、一族で「最弱」の烙印を押されて処刑されることに。だが彼を庇った兄の計らいで広大な宇宙に飛び出した。こうなったら宇宙最強生物カリスクを狩って父ちゃんを見返してやるッ!とばかりに荒地広がる不穏な惑星に降りたった。そこで知り合ったのは陽気な上半身だけのぶっ壊れアンドロイド。カリスクにやられたから居場所知ってるわという彼女…ティアを担いで、旅を始めるデクだったが…
「プレデター:バッドランド」
以下、本当のネタバレを見つけた。


正編プレデターの基本フォーマットは「人間VSプレデター」であるが、それを完全に無視したのが本作。知性と優しさを持つ1人のプレデターが、それは弱さではないのだと気づくまでの物語。個人的には「これはこれで、まぁアリ」でありました。
狩人が最強の獲物を仕留めるまで、というよりは自己の成長と封建的家父長制および冷酷搾取企業に牙を向くというストーリー。今っぽいしインテリジェンスもある。徒手空拳から手製の武器を作製して殴り込みというのには「イコライザー」風味も感じたな。行って帰ってくるだけのシンプルなプロットはスマートで、ティア周りで言えば上半身と下半身のタッグという目新しいアクションも楽しめた。ゆえに正直映画として悪いところがあまり無いが、さほど熱くなれなかったのは俺のプレデター脳がちょっと拒絶していたせいだろうか。やっぱりプレデターはヴィランとして魅力的なのであって、あくまで番外編としてならの条件付きで「面白いっ」と言える一本。
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