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2025年09月24日08:17

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厨二論

厨二病とはズバリ「いい年こいて、人前で堂々とごっこ遊びをする」だと思う。
そう言うのが周囲に微笑ましく思われるのは小学校中学年までで、高学年以降がやっているのは見ていて胸が痛い。
もうとっくに妄想と現実の区別が付く精神年齢であること、年長者として目下の模範とならなければいけない年だからである。
幼い子らのヒーローごっこやままごとに付き合うのでなく、自分がその世界の主人公のつもりで振る舞う姿は滑稽を通り越して辛いものがある。
そう言うことは公の場でなく、独自の趣味として自室でひっそりとやるものだと思う。
日頃から品行方正に社会に溶け込んでいる人は皆そうである。
独自の世界は自分の中だけ、もしくは共通の趣味や理念を持つ者同士のみで共有していれば良い。
今はネットや趣味のイベントもあるから尚更。
周囲に共感や同意を無理に求めたってスルーか退かれるだけだし、そうなったらお互い気不味いし。
公とプライベートをきっちり線引き出来る者が『大人』だと思う。

自分は13歳で投稿人となり、デビュー以来16年間投稿界に身を置いた。
絵は一切描けないために一方的な苦戦を強いられたが、非イラスト投稿者(『文章投稿者』でなく『非イラスト投稿者』な)としてはトップクラスの力量と知名度を築き上げたと自負している。
全国どこのゲーセンノートでも自分の名が知られていない場所は無かったし。
ネットのまだ出るか出ないかの時代で、それだけ全国区になれたことは自慢である。
絵を描ける者が『上級民』、描けない者が『下級民』であるなら、下級民の中ではトップに立てたと言う自信はある。
他『文筆』以外に『器用さ』と言うスキルがあったお陰で、工作と言う趣味があった。
そこが著名なイベンターの目に止まったお陰で、投稿人引退後は同人界にスイッチした。
絵の一切描けない自分は無縁だと思っていた世界に、自分の持てる技術で踏み出すとは思ってもいなかった。
それでまた同人界でもそれなりに名が売れたし、イベント繋がりで多くの仲間が出来た。
ネットのお陰で今も繋がりがあるし、多くの財産に恵まれたと思う。
何でも思い切ってチャレンジしてみるものだと痛感する。

ここで最初の『厨二病』の話に戻るが、投稿デビュー以降の活動は周囲に秘密である。
家族にもクラスメートにも一切明かさず、密かな趣味として嗜んできた。
知られてしまうとやりにくくなることが解っていたからである。
まず親は勉強に専念させるために止めさせようとするし。
学校で知られようものなら、面白がってバカにしに来る奴が必ず出てくるからである。
ペンネームが知れ渡った日には学校中で吊るし上げの的にされるのが目に見えているし。
だから公には一学生を貫き、厨二的リビドーは全て投稿人としての側に任せてきた。
厨二病を患うことなく、社会とプライベートをきっちり分けて来られたのは、自分の世界を踏み荒らされたくなかったからだと今になって思う。
チヤホヤされたくて自分の世界を乱りにひけらかす輩が厨二病患者なんだとも。
今はネットのお陰で、足も付かず姿も知られないから尚更。
敢えてそれを恐れず、自分の世界をさらけ出して社会に認められた者が『スター』である。

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