我輩は銀河連合の支援により地球の最高実力者となった、テロリン総統である。我輩は、千葉県沖212海里に、海底を隆起させて造ったテロリン島の中央のテロリン城に住んでいた。
テロリン城は、底辺518・6mの、アステカやマヤのピラミッドのような形をしていて、電気出力53億6870万キロワットの核融合発電炉と反重力エンジンを内蔵。直径116mの球形宙雷艇8隻と直径58mの反重力飛行円盤64機、直径29mの円盤型戦闘機512機を搭載。
宙雷艇と円盤には、大小ロボット35840体が搭乗している。
そのテロリン城が、反重力エンジンを起動して飛行中に、時空断層に落ち込んで?、パラレルワールドへ転移してしまった。
ここは、1914年に、世界戦争が起きずに、宇宙戦争が起きた地球。
1914年7月中旬、第一次世界大戦開戦直前のヨーロッパ、ロシア、オーストリア・ハンガリー、ドイツ、フランス、イタリア、イギリスに、葉巻型宇宙船9隻ずつ、計54隻に乗った異星人が襲来したのだった。
宇宙船からは、高さ30mほどの、三本脚で歩行する戦闘機械、27台ずつ、計1458台が現れ、熱線を放って街を焼き払った。
それから1ヶ月。モスクワ、ウィーン、ベルリン、パリ、ローマ、ロンドンは陥落寸前だった。
そこへ現れた、我がテロリン城は電磁バリアーで敵の熱線を防ぎ、出力1638ローマ万4千キロワットのエネルギービーム砲で異星人の戦闘機械や宇宙船を次々と撃破して、地球の危機を救っている。
しかし、敵の増援部隊が、火星の方向からやって来るのが、テロリン城のレーダーで探知された。
異星人が、この太陽系の火星に文明を築いている火星人なのか、他の太陽系からやって来て、火星に基地を築いているだけなのか、わからないが、テロリン城の戦力だけで地球を守れるかどうか、かなり不安である。
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