初めての居酒屋は高校の卒業式のすぐ後だったと思う
当時つるんでいた仲間4人と北海道の片田舎、近所のチェーン店でお別れ会をしたのだ。
この4人はクラスも違えば、部活も違っていたが何故か仲良くなり、よく放課後軟式テニスをしたり、喫茶店で話したり、ゲームセンターに行ったりしたもんだ。
何の損得もない友人たちだった。
当時は卒業旅行なんてものはなく、進路もみんなバラバラだったから最後にみんなで集まろうと僕から声をかけたのである。
店の雰囲気は憶えていない、
卒業したてで未成年だったから少しドキドキしてたかもしれない。
友人の一人がお腹を空かせて、はやる気持ちをを抑えて、食べる前に大人のように乾杯の挨拶なんかをした記憶がありますね。
もう時効だろうが慣れない苦いビールを飲んでいた。
何を話したのか、もう記憶にはない、テーブルにサンマの塩焼きがあったのは憶えている。
どこにも属さない僕たちはまだまだ青さすらなかった。
そんな春のひととき
その店はもうない、そしてこの年から日本はバブル景気に突入したと後から知りました。
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