さてLIVING-PCのセキュアブート化が出来たので次のステップに行く。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988911940&owner_id=67686861
Windows11への強制アップグレードだ。
Windows11を導入できる要件は下記の通り。
1.CPU(Intelなら第8世代、AMDならRyzen 2000シリーズ以降)
2.TPM2.0
3.セキュアブート
4.メモリ4G以上
5.システムディスク64G以上
6.CPUコアが2つ以上
LIVING-PCはこのうち'1'以外はクリアしている。
とは言え、ネットで調べるといくつか要件の回避方法があるようだ。
それが下記の通り。
A.appraiserres.dllを細工する方法
B.Rufus4.6を使う方法
C.FliBy11を使う方法
D.Server機として誤認識させる方法
E.レジストリをいじる方法
Windows11の最新版は24H2になるのだが'A'の手法は使えなくなったようだ。
Windows11が出たての頃からの定番の手法だったようだが
ついにMicrosoft社によって封印されたということだ。
'B','C'はインストールメディアに対しツールで細工を掛ける手法。
対策ツールを導入する必要があるので、公式の手法から外れるのが少し引っかかる。
'B'はWindows11が出た当初からあるので安定の手法と言えるかもしれない。
'D'はコマンドプロンプトのようなシェルからsetupにオプションを付けてインストールする手法。
Microsoft社が用意しているオプションだからある意味公式的な手法と言える。
ただし俺は公式的な情報源を見つけれなかった。実は最も簡単な手法だと思われる。
'E'はレジストリをいじるという如何にも裏技的な手法だが、
実はMicrosoftによる公式な手段。下記は公式的な手法の情報源。
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-e0edbbfb-cfc5-4011-868b-2ce77ac7c70e
核心となる部分を抜粋する。
=================================================
警告:
Windows11の最小システム要件を満たしていないデバイスにWindows11をインストールすることは推奨されません。
これらの要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールするとリスクを確認して理解したこととみなされ、
次のレジストリキーの値を作成して、TPM 2.0(少なくともTPM1.2が必要)のチェック、CPU ファミリ、CPU モデルをバイパスできます。
レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
名前: AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
種類: REG_DWORD
値: 1
レジストリ エディターなどを使用してレジストリを誤って変更すると、重大な問題が発生する場合があります。
これらの問題により、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。
Microsoftでは、このような問題の解決に関しては保証できません。
レジストリの変更は各自の責任で行ってください。
=================================================
内容的には予めWindows10がインストールされており、それをアップグレードする内容だ。
クリーンインストールには対応していない。これはDの手法も同じ。
クリーンインストールに対応するのはB,Cだろう。
今回は無難かつ簡単な手法を採用することとしEの手法でやってみる。
Microsoftにいちゃもん付けられているが正式な手法だ。
ただ、文面からセキュアブートの回避は出来ない模様。
LIVING-PCは回避してあるので大丈夫。
正直、俺的にはB,Cの手法が好みなのだが少し考えがある。
さて俺が人柱になって実績を作った手法を備忘録がてら記載する。
1.Windows11インストールメディアを用意
まずはWindows11インストールメディアを用意する。
"windows11 ダウンロード"とかで検索を掛ければ
Windows11インストールメディアを作るサイトにアクセスできる。
今の時点では下記のURLでmediacreationtool.exeを入手できる。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
mediacreationtool.exeを実行すると
USBメモリをWindows11インストールメディアにすることが出来る。
大したことないし本筋からそれるので詳細手順は省略。
USBメモリでなくてもISOをダウンロードし光メディアに焼いても同じことが出来るだろう。
メディア作成に成功し当該のメディアの中を確認すると画像1のようになる。
LIVING-PCの場合、I:ドライブになり、setup.exeの存在を確認できる。
2.レジストリに細工する
さて知っている人間であれば、先の情報である
--------------------------------------------------
レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
名前: AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
種類: REG_DWORD
値: 1
--------------------------------------------------
をレジストリエディタを起動し細工出来る。
しかし、日記を全体公開し参考にしてもらうにはツレなすぎる。
ということでカンタン手順を載せる。
まず、Windowsのスタートボタンを右クリックし
'Windows PowerShell(管理者)'の項目をクリック。
すると管理者モードでPowerShellが開く。
普通にやると表示がなぜかバグるので
>cls
として入力して不要な画面表示を消す。
その後、下記のコマンドを実行する。
reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup /v AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU /t REG_DWORD /d 1 /f
上記のコマンドをコピーして開いたPowerShellに張り付ければよい。
貼り付けは'CTRL+V'でOK。そして'Enter'押下。
画像2のように「この操作を正しく終了しました。」と出れば成功。
また、ここで上記コマンドの代わりに下記の手順を踏めばDの手法が出来る。
まず、インストーラのあるドライブに行く。
図1のように俺の環境はI:ドライブにUSBメディアが認識されているので
>I:
とドライブレターを入力する。すると当該のドライブに移動できる。
3.アップグレードインストール
2の時点で回避は終わり。
画像1にあるsetup.exeをダブルクリックして実行するとインストールが始まる。
ここまでくればよくあるWindowsOSのインストールと変わらない。
画像3はその過程の画像。要件を回避しているのが分かると思う。
俺の場合、ここから1時間掛かって無事にWindows11がインストールされた。
遅かった理由はネットを使ったインストールをしたせいだろう。
インストール時点で最新状態にするためだ。
とりあえず、ちょっと使ってみたけど問題はなさそう。
いちゃもん付けられているが公式の回避方法が提示された。
2億4000万台のPCをゴミにしないためのマイクロソフト社の解なんだろう。
ちなみに2の手順でレジストリのコマンドを実行しなくても
下記のようにと入力するとDの回避方法でインストールが出来る。
>setup /product server
字面の通りサーバーモードのインストールになるが関係ない模様。
俺は検証していないがセキュアブートも合わせて回避できると思う。
「Windows11に強制アップグレードも出来ない条件」に続く
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988935516&owner_id=67686861
ログインしてコメントを確認・投稿する