韓国の尹大統領、戒厳令を一転解除へ−国会の要求受け入れ
Soo-Hyang Choi
2024年12月4日 4:36 JST 更新日時 2024年12月4日 9:48 JST
閣議が招集され次第、非常戒厳を解除すると尹大統領
4日の韓国市場で株価下落、ウォンは反発し一時1.6%上昇
韓国の尹錫悦大統領は4日、前日夜に宣布した「非常戒厳」を解除すると表明した。国会議員の反対に屈した形だ。宣布を受けて市場に衝撃が走り、世界の指導者の間に驚きが広がっていた。
4日の韓国市場の取引開始直後に韓国総合株価指数は下落し、2%安となる場面もあった。前日のニューヨーク市場で対ドルで一時2.9%安を付けた韓国ウォンは一時1.6%上昇と、2カ月強ぶりの大幅高となった。韓国当局は金融・外国為替市場を安定させるためあらゆる可能な措置を取ると表明していた。
韓国のケーブルテレビ、YTNは野党が尹大統領の弾劾動議を4日に提出する可能性があると伝えたほか、TV朝鮮は与党が内閣総辞職を提案する可能性や尹氏に離党を要請する可能性を報じた。
尹大統領はテレビ演説で「国会の要求を受け入れ、閣議で戒厳令を解除する」と述べた。聯合ニュースは閣議で解除が承認されたと報じた。
政治的亀裂が深まる中、尹大統領(63)は3日、政権をまひさせようとする野党の動きを阻止し、自由と憲法秩序を守るとして非常戒厳を宣布。国民や与党を含む国会議員、米国をはじめとする同盟国、投資家を驚かせ、市場の動揺を招いていた。
4日未明、韓国国会(定数300)のうち出席した190人全員が戒厳令の解除に賛成票を投じた。今回の展開で尹大統領の政治的将来は試されることになる。野党は大統領に辞任を求めた。
調査会社TSロンバードのエコノミスト、ローリー・グリーン氏は「尹大統領は弾劾に直面するだろう」とし、恐らく2025年4−6月(第2四半期)の早い時期に大統領選挙が行われ、野党の「共に民主党」が「本命視」されると指摘した。
聯合ニュースによると、尹大統領が非常戒厳を解除すると表明した後、韓国合同参謀本部は非常戒厳で動員されていた部隊が現地時間午前4時22分(日本時間同じ)に撤収したと発表した。北朝鮮に異常な動きは見られなかったという。
尹大統領の今回の動きは軍主導の体制に戻す試みというよりも、裏目に出る可能性が高い危険な政治的駆け引きだとアナリストらはみている。大統領は閣僚や与党にも事前に相談することなく混乱を引き起こし、政治課題をコントロールする力をさらに失い孤立することとなった。
非常戒厳の宣布に先立ち、少数与党の尹政権と最大野党の共に民主党との間で数カ月にわたり争いが継続。野党側は独自の予算案を議会で強行可決に持ち込もうとし、検事総長の弾劾決議案を提出していた。一方、野党党首も複数の訴訟に直面し、先月には選挙法違反で有罪判決を受けた。
こうした争いの中、尹氏は議会を通過した一連の法案に拒否権を発動するなどして対応し、与党の怒りを買うこともあった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-03/SNWVH2DWX2PS00
戒厳令は解除しましたが、韓国の混迷はまだまだ続きます。
中共経済に国を上げて依存した結果です。
日本はTPP始め世界中の市場に日本製品を輸出しているので、まだ中共経済崩壊の被害は軽微♫
個別企業はそうはいかないだろうけど^^;
ログインしてコメントを確認・投稿する