碧桂園ドル建て債が初のデフォルト、受託機関通告-大型債務再編か
Dorothy Ma
2023年10月25日 14:46 JST 更新日時 2023年10月25日 18:48 JST
9月17日が期限だった1540万ドルの利払いを猶予期間内に履行せず
クレジットデリバティブ決定委、25日に信用事由に該当するか協議へ
中国有数の不動産開発業者である碧桂園のドル建て債について、初のデフォルト(債務不履行)に該当すると受託機関が債券保有者に通知した。ブルームバーグ・ニュースが内容を確認した。
世界2位の中国経済を動揺させた不動産セクターの債務危機が広がりを見せる中で、ドル建て債のデフォルトは、碧桂園が資金繰りに行き詰まりディストレス状態に転落したことを浮き彫りにする。同社は中国で過去最大規模の債務再編に向かう可能性が高い。
受託機関のシティコープ・インターナショナルは、碧桂園が先週終了した猶予期間内にドル建て債の利払いを履行できなかったことが「デフォルト事由」に該当すると債権者側に通告した。
碧桂園は9月17日が当初の期限だった1540万ドル(約23億円)の利払いを30日間の猶予期間内に履行しなかった。
発行済み元本総額の25%以上の債券保有者が要求する場合、受託機関は猶予されていた元本と金利の支払いを請求しなければならないが、債権者がそのような要求を行った兆候はまだない。
シティグループの広報担当者は、債券保有者への受託機関の通知に関するコメントを控えた。碧桂園にも25日に連絡を取ったが、これまでのところコメントは得られていない。
碧桂園は最近、資本構造を見直すためにアドバイザーを起用した。より広範な債務再編の前段階としてよくある動きだ。同社のドル建て債は額面1ドル当たり5セント前後の価格が提示されており、投資家が回収できると期待する金額がいかに少ないかをうかがわせる。同社の株価は年初来で約74%下げている。
シティの通知はクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の買い手にとって重要な意味を持つ可能性がある。CDS市場を監督するクレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は、碧桂園のドル建て債利払いの不履行がCDS発動の事由に該当するか判断を求められた。
CDDCは、ロンドン時間25日正午(日本時間午後8時)に信用事由に相当するかを協議をする。
碧桂園は2023年に入り業界7位に転落するまでの数年間、販売契約ベースで国内最大の不動産開発業者だった。順位は後退したが同社は最近になっても小規模都市で3000件以上の住宅プロジェクトを手掛け、約7万人の従業員を抱えていた。プロジェクトの多さから、碧桂園を巡る混乱は、同業の中国恒大集団が21年に起こした債務問題よりも深刻な影響をもたらす恐れがある。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-25/S32L5DDWX2PS01
碧桂園は9月に外貨建て社債と元建て社債でそれぞれデフォルト寸前でしたが、債権者から返済期限を3年間延長する同意を得るなどして回避しました。
でも今回のデフォルトで、水の泡です^^;
外貨建て社債に関しては、碧桂園がもつ海外資産を競売にかけて支払うことになるでしょうが、倒産した企業が必ず陥る担保割れは確実です。
世界的な不動産暴落を皮切りに世界恐慌になりませんように^^;
人民元建て社債に関しては、中共当局がどこまで救済するのか全く未知数です。
習近平が人民元の増刷を許可すれば良いですが、その時はインフレが起きます。
失業者の山の中でのインフレは、スタグフレーションを引き起こします。
碧桂園を救済しなければ、大混乱でしょう。
習近平政権はどう動くw
ログインしてコメントを確認・投稿する