mixiユーザー(id:16600073)

2023年07月05日18:03

23 view

ワグネルとベラルーシ の雑感

私がワグネルグループを知ったのは2020年。ベラルーシ大統領選挙が迫っている中で、ルカシェンコが突然ロシアの民間軍事会社の戦闘員20〜30人を逮捕拘束し、「野党がロシアと組んで国を乗っ取ろうとしている」と主張する事件が発生。この時に拘束された戦闘員が所属していたのがワグネルで、週刊誌などで「ワグネルとは何か」という解説記事が幾つか出たのを覚えている。

すでにワグネルもアフリカ等で広く活動している時期なので、国際ニュースで組織名くらいは聞いたことがあったはずだけれども、その存在をハッキリと意識するようになったのは このベラルーシの一件が最初だったように思う。

それはさておき、ベラルーシでのワグネル拘束事件。真相はもちろん藪の中なのだけれども、ほとんどのマスコミは「ルカシェンコによるでっち上げ」という見立て。当時関係が悪化していたロシアと、大統領選で勢いを見せていた野党を、両方まとめて牽制するために、たまたまベラルーシを通りがかっただけのワグネル隊員を利用したのではないか という話。

ここ数年ですっかりプーチンの舎弟みたいなイメージがついたルカシェンコだけれども、本来はかなり独立志向が強くて、ロシアに代わって旧ソ諸国のリーダー格になろうという野心を隠そうともしなかったため、かなりロシアと敵対していた。民主派とロシアが通じていたというのは荒唐無稽にしても、国内の混乱に乗じてロシアが進駐してくる可能性は否定できなかったように思う。なにせロシアはクリミアを武力併合しているのだから。

その後、数週間の交渉を経て、ワグネル戦闘員たちは解放されて、ロシアに帰国。ベラルーシ大統領選は、かなり強引なやり口でルカシェンコが勝利。これに反対する野党支持者の大規模デモでベラルーシ国内は混乱したが、ロシアはルカシェンコを選挙の勝者として支持し続け、やがてデモも鎮火。この騒動によって欧米から孤立を深めたベラルーシは、ロシアとの協調体制に傾いていく。

あれから3年。政権転覆未遂でロシアに追放されたワグネルを ベラルーシが囲い込むとか、本当に超展開だよなと。

ワグネル戦闘員の到着をベラルーシ反体制派が「待ち焦がれる」理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa5bf8b4c63a7e852915eb641cea46034ca20b8d

さらなる超展開もあるのだろうか。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年07月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る