2/11(土)日生劇場へ行ってきました。
「キング・アーサー」の時に、ロビーに飾ってあったのは近くで撮れたから、もう少しキャストがくっきりしてます。
この作品観に行くのは、どうしようかなぁ〜と思っていたのですが、トニー賞10部門受賞してるし、風間さんと浜田さんと新納さんを同じ舞台で見るのは、なかなかない気もして行くことにしました。演出が、森新太郎さんだったのも、意外でしたしね
見てみると、森さんが演出するのも、納得できる気がしました。
決して、派手ではないミュージカルだけど、人の心理描写がとても細かい気がして…
間違った場所に着いてしまった音楽隊のメンバーが、その町の人たちの家に分散して
一夜を過ごすのですが、代り映えしない毎日を過ごしていた町の人たちに、ちょっとした変化を与える事になり、なんというか、気持ちがほっこりして、明るくなる感じ。
誰しも、何かしら悩みや、心もモヤモヤを抱えていると思うけれど、それが劇中流れる生演奏の音楽と共に、心にしみながら、やわらいでいく気がしました。
音楽隊の隊長の風間さんは、部下の新納さんに命令口調だけど、数年前に奥様をなくしていて、宿の主人である濱田さんへの接し方はとても紳士的で優しい。
亡き奥様を今も思っている様子が、切ない。
すぐに女性を口説こうとする新納さんは、軽い感じがするけれど、根本的には親切だし、
女性の気持ちを汲み取るから、濱田さんの寂しい気持ちを受け入れてあげる。
濱田さんは、その歌声を余すことなく響かせていたし、女性の寂しさや虚しさがにじみ出ていた気がする。でも、音楽隊の人達との交流で、どこか吹っ切れて、晴れ晴れとした表情に思えた。
矢崎さんは、優しく子守唄を歌い、育児疲れしてる妻エリアンナさんを気遣い、
岸さんはギクシャクしてる若夫婦をうまく橋渡ししてる義父でした。
音楽隊の音楽を聴き、赤ちゃんが泣き止んだのは、微笑ましいシーンだったなぁ。
赤ちゃんの母親のささくれだった心をも、癒した気がします。
こがけんさんは、一途に彼女を待ち続けてる様子が、気の毒な気がしたけれど、
信じて待った甲斐がある結果が、見ていて救いだった。イメージにピッタリな役。
この日は、風間さん、濱田さん、新納さんのアフタートークがあり、新納さんが司会。
面白かったです。
ポスター撮りでは、風間さんと濱田さんは一緒に撮影したらしい。
それに驚いていた新納さんに、風間さんは「あなたは、忙しかったから…」と言われてました

確かに、三谷さんの舞台出てましたもんね。
ミュージカルだけど、お稽古は12月から始まっていたとか…
それは、かなり異例な事で、森さんが演出だから、稽古が長いという…
新納さんが、長く演じてる風間さんに、「今まで沢山の演出家の中で、順位をつけるとしたら…?」と聞くと、「うーん…一位は岩松了さんかな?その次くらいかな?岩松さんのは、千本ノックみたいな感じ」とおっしゃってました。
濱田さんは、アラビア語の発音に初め、苦労した話をしてました。
あと、風間さんが「稽古場での舞台装置は木だったけれど、実際は、鉄骨で作ってある」と…濱田さんも、実際の舞台を見て、「思っていた以上に真っ赤だから、驚いた」と…
「でも、ライトが当たると、色々な色に変化しているから」と言ったのは、風間さんだったかな?
何度か、森さんの演出を受けている新納さんは、最近はダメ出しとはいわず、ノートというんだそうですが、演出助手の方が「ノート始めま〜す」といってるのに、森さんは必ず「ダメ出し」と言っていたそうです
稽古場でも、舞台始まってからも、森さんはよりよくするために、ダメ出しするらしいけれど、言うことが色々変わるので、新納さんは、台本に付箋をはっていて、「○○××に、こういっってました」と言うとのこと。そうすると、森さんは「そうだったか?」と言ってて、覚えてないとか
まぁ、他の舞台でも、森さんの演出はとにかく稽古が長いというのは有名らしいから…
でも、新納さん曰く「でも、その通りにやると、森さんが思い描く舞台にちゃんとなるから」とも話してました。
私も、森さんが演出するなら、どんな舞台かみたくなります。
そうそう、最後に、舞台で演奏される音楽が、より一層心にしみわたりました。
ロビー階段下に、トニー賞のトロフィーとブロードウェイの俳優さん?たちのサイン入りポスターが飾られてました。
今回の舞台の公式HPは、こちら。
https://horipro-stage.jp/stage/bandsvisit2023/#stage
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