ウクライナ侵攻は「超限戦」だ 民間人を恒常的に虐殺、頻繁に女性への性的暴行…人権や国際法を無視した邪道の戦い方
2022.10/25 06:30
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、国際法に違反してウクライナ侵攻を始めたが、すべての作戦目的(=ウクライナの首都キーウの占領、ウォロディミル・ゼレンスキー政権の転覆、ハルキウ州の占領、ドンバス地方2州の完全占領)の達成に失敗している。そして、ロシア軍は修復不可能な大損害を被ってしまった。
ウクライナ侵攻を論じる際に、ハイブリッド戦争という用語を使う人がいるが、不適切だと思う。筆者は「プーチン氏の戦争は超限戦である」という確信に至った。超限戦は、中国人民解放軍の2人の大佐が1999年に発表し、世界中に衝撃を与えた書籍『超限戦』に由来する。
超限戦の本質は、「目的のためには手段を選ばない。制限を設けないで、あらゆる可能な手段を採用して目的を達成する」ことにある。自由民主主義諸国が重視する基本的な価値観(=生命の重視などの倫理、国際法、自由、基本的人権など)を無視し、あらゆる境界(=作戦空間、軍事と非軍事、正規と非正規)を超越する戦いを推奨している。
超限戦は「邪道の戦い方」であり、自由民主主義や世界秩序に対する明らかな挑戦である。プーチン氏の戦争はまさに超限戦だ。
例えば、ロシアは国際法に違反して、主権国家ウクライナに武力侵略を行った。ブチャやイジュームなど、ロシア軍が占領したあらゆる場所で、民間人を恒常的に虐殺している。ロシア軍は、ミサイルや砲弾で意図的に民間施設(=病院、学校、インフラ、民間住宅など)を破壊している。捕虜への虐待、女性への性的暴行などを頻繁に行っている。ロシア占領地域において偽りの住民投票を実施し、ロシアへの併合を宣言するなど国際法に違反することを平気で行っている。
また、民主主義国家の軍隊では考えられない人命や基本的人権を無視した行為が目立つ。
負傷した味方兵士を戦場に置き去りにするだけでなく、自分たちの撤退の足手まといにならないように射殺するなど、信じられないことが起こっている。
以上のように、超限戦を実行しているロシア軍に対して、ウクライナ軍は自衛隊や米軍と同じ、自由民主主義的な価値観で行動している。
ロシアのウソに基づく情報戦に対し、ウクライナは事実に基づく情報戦を展開している。戦場においても、ウクライナ軍は人命を尊重する行動をしている。国際法を遵守して捕虜を取り扱っている。攻撃に際して、軍事施設と非軍事施設を区分し、非軍事施設への被害が及ばないようにしている。
実はウクライナ軍は、私が強調する国際法や基本的人権などを遵守する「超『超限戦』」を展開しているのだ。
https://www.zakzak.co.jp/article/20221025-SLOAL6SUEJL63LL5QSJENN5XJY/
ロシア軍同様、中共軍も日米台に超限戦を仕掛けて来るでしょう。
特に台湾に対しては、侵攻は時間の問題です^^;
中共第二十期第一回中央委員会総会(一中全会)で、習近平総書記が軍事委員会副主任から抜擢した何衛東は、福建省出身、第三十一集団軍で台湾への軍事作戦に明るい軍人です。
何衛東陸軍上将は台湾に備える東部戦区の司令官ゆえに、政治局常務委員No.2になった今、台湾侵攻のスケジュールは確定です^^;
ロシアと戦っているウクライナの対応は、十分参考になります。
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