「ウクライナはかつての韓国と同じ」と語る韓国人が間違っている歴史認識
長年にわたる反日教育で歪んだ歴史認識を修正するのは至難の業
2022.9.18(日)
(羽田 真代:在韓ビジネスライター)
ロシアがウクライナ攻撃を開始してから早7カ月。攻撃が始まったのが2022年2月24日の冬だったから、我々はあと少しで同じ季節を経験することになる。
平和な世界に暮らす我々にすれば、「時が経つのは早いな」という感覚だが、ウクライナに住む人たちにとっては怯えて暮らす7カ月だ。自身や家族の身をただただ案ずる7カ月でもあった。さぞかし長く感じたに違いない。
それでも最近はウクライナ側の良い知らせを聞く機会が増えた。ウクライナの勝利をもって、このロシアによる悪行に終止符が一刻も早く打たれることを祈る。
韓国では、ロシアとかつての日本を重ね合わせて見る人が少なくない。実際、「日本が韓国を侵略したとき、韓国人は日本の占領に対抗して戦った。ウクライナと同じだ」「ロシアの肩を持つ人は、日本帝国主義者の論理と同じだ」といった意見を聞いたことがある。
韓国人は事あるごとに「日本は韓国を侵略した」と主張する。そして「植民地支配したのだから、罪を償え」とも言う。
しかし、日本が韓国を侵略した事実はない。「植民地」ではなく「併合」だ。それも韓国に頼まれて、やむを得ず併合したに過ぎない。
1910年8月29日、「韓国併合ニ関スル条約」を基に大日本帝国は大韓帝国を併合、統治下に置いた。日本が韓国を植民地支配していたのであれば、こんな条約は存在しないはずだ。
1920年には、日本の皇族から方子女王(韓国名:李方子/イ・バンジャ)が韓国の皇太子に嫁いでいる。どこの国に、植民地支配下に自国の皇族を嫁がせる国があるというのか。韓国の主張する歴史は、辻褄が合わないことが多い。
残念なことに、世界の一部には日韓併合の史実が史実として認識されていない。
日韓併合と植民地化にまつわる事実
世界的に有名な英国のBBCニュースは「両国は遅くとも7世紀から断続的に戦闘を続け、日本は繰り返し、朝鮮半島の侵略を試みてきた」「1910年には日本が韓国を併合し、植民地化した」と記事で紹介している。
だが、これは海外に限った話ではない。
日本国内も同じで、日本共産党中央委員会の発行する、しんぶん赤旗は「戦前の日本帝国主義による侵略と36年間の植民地支配は、韓国の人々から国を奪い、人間の尊厳を奪い、言葉や名前すら奪った」といった内容の記事を過去に出した。
450万もの購読者を抱える朝日新聞社のサイトで“日韓併合”と検索すれば「1910年に日韓併合条約を結び、植民地支配を完成させた」と関連キーワードが出てきたりもする。
彼らが「日本は韓国を植民地支配した」と主張するのは、李承晩(イ・スンマン)初代大韓民国大統領の頃から始まった反日教育の成果だ。創氏改名、徴用問題や慰安婦問題など、様々な問題があったと自国民に教育している。だから、韓国人はそれを信じて日本に謝罪と賠償を求めるのだ。
しかし、創氏改名は韓国人の多くが通名として日本名を名乗ることを認めてほしいという要望から生まれたものだ。もちろん、理由はそれだけでないが、当時そのような声があったことは事実である。日本名を使用することで、韓国人でも商いが潤滑に進められるようになった。
また、徴用工は募集形式だった。給与が良かったことから志願する者が後を絶たなかったという。中には、身長を誤魔化して試験を受けた人もいるというくらいだ。
慰安婦も同様で、慰安婦になった女性は親や親族に売られた人がほとんどだ。日本兵の月給7円時代に、女性たちは300円超の給料をもらっていたという記録がある。給料の出る性奴隷なんてものはない。
韓国が日本を侵略したという事実
何度も言うが、日本が韓国を植民地支配した事実はない。
むしろ、日本が統治したことによって韓国の人口は1300万人から2600万人に増えた。また、衛生状態が改善されたことなどによって平均寿命が24歳から56歳にまで延びた。
教育面では、日本が手を入れたことで、併合時100校ほどしかなかった公立学校は、わずか8年後には460校にまで増えた。その結果、識字率は4%から61%にまで上がったのだ。本当に韓国が日本の植民地支配下にあれば、このような劇的改善はなかったはずだ。
一方で、韓国が日本に侵略した事実はある。というか、いまでも侵略は続いている。島根県沖に浮かぶ小さな島「竹島」がそれだ。韓国に実行支配されてからもう70年が経ってしまった。
韓国が竹島の山頂に設置した砲台は相変わらず日本に向けられているし、日本が何度も抗議しているにも関わらず、竹島調査は定期的に行われている。かつては李明博(イ・ミョンバク)元大統領が自身の支持率回復のために、韓国の大統領として初めて竹島に上陸したこともあった。
日本領である竹島には韓国人が何人も住民票を置いているし、何もない岩を見に韓国人観光客がわざわざやって来たりもする。
韓国は「独島(竹島の韓国名)は自国領だ」と主張するが、主張するばかりでそれを証明できたことは一度もない。日本が国際司法裁判所への提訴を3度も提案したが、韓国はこれを拒否し続けてきた。証拠を持ち合わせていないから、法廷で争えないのだ。
近代史において、日本は韓国を侵略したことがない。だが、韓国は日本を侵略した。
竹島を奪われた当事者の日本人であっても、韓国の侵略についてこのように認識している人は少ないのではないだろうか。竹島問題は何だか他人事だ。
それでも、近年は自国の歴史教育に疑問を抱く韓国人がわずかながら増えてきた。
ウクライナはかつての韓国と同じか?
留学に行って客観的に歴史を見た時、またインターネットで調べた歴史が学校で教わったものと異なっていた時、自身が幼少の頃から教わってきた歴史は史実でなかったことに気付く。
2019年に発売されてベストセラー(韓国内11万部)となった「反日種族主義」も、韓国人の歴史感を改める良い機会になった。
韓国政府による歴史歪曲・捏造教育から解けた韓国人が少しでも増えれば「ウクライナはかつての韓国と同じだ」と主張する人は減るだろう。日本に謝罪や賠償を求める声だって減るはずだ。だが、日韓併合が解消されてから77年が経ってようやくこのレベルだ。日韓が分かり合えるようになるには、あと数百年は必要かもしれない。
ウクライナは韓国と違い、国民が一丸となってロシアの侵略に対抗している。日本が韓国を“植民地支配”していたという時代、韓国人の中には日本国民になれたことをありがたがる人が相当数いた。
筆者の日本人の知人が、京義道を走るバスの中で韓国人のお年寄りに「韓国が日本だった時代は本当によかった」と、日本語で話しかけられたことがあった。そのお年寄りは「久々に日本語が喋れて嬉しい」とまで、その知人に語ったそうだ。
日本が韓国人に対して強制労働を強いたり、無理やり慰安婦にさせたり、虐殺したりしていれば、そのような言葉は絶対に聞けない。
ロシアによるウクライナ侵攻は日本の未来を考えると同時に、日韓間にある歴史について考える良い機会にもなった。そんな気がする。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71872
ウクライナと韓国を一緒にしたら、ウクライナ人に失礼ですw
ログインしてコメントを確認・投稿する