一度に書くと、まとまりがなく収拾がつかなくなりますので、三本立てになりました。
ご了承ください。
最後は、国内の工場にある全ての設備についてです。
工場で色々な機械設備の保守を行っている方(小生もその一人)は肌身に感じていると思いますが、本当にこの瞬間でも部品が壊れないようにと祈るような思いをしています。
なぜなら、エンプラ系と呼ばれるプラスチックのアメリカからの供給が完全に止まっています。原因は、2月に起きた超が付く大寒波により原材料供給停止と寒さによるプラント故障です。−50℃ではさすがに持たないでしょう。
エンプラ系は、ポリアセタール(動くおもちゃを分解した時に出てくる白い歯車とか、カーテンのプラスチックフックが一例かな?)とかユリア樹脂(今、韓国で大騒ぎになっている尿素不足の尿素から作る樹脂)などです。
つまり、そのうちおもちゃも作れなくなります。小さい子供には残酷な話ですが。
そのエンプラ系の樹脂不足で、生産現場では何が起きているかというと、汎用リレーやリレーソケットが入手不能→リレーが壊れたら生産ラインは一巻の終わり。
ICチップ表面の樹脂がないと言うことは、当然半導体不足なので、PLCと呼ばれるマイクロコンピューター制御装置が入らない。
押しボタンスイッチが入らない→壊れたらラインのON/OFFが出来ない。
あと、名古屋方面にある三菱のエポキシ工場のプラント事故で、エポキシ樹脂も供給が停止しています。(そろそろ復活してもおかしくない時期だとは思うのですが)
エポキシ樹脂は、電子部品が乗っかる基板の材料です。基板がなくなったら基になる板なので電気関係は完全にお手上げです。なお、床面コーティング用の液体エポキシは生産に問題がないようです。
これらの部品が入らないことで、会社は設備投資をしたくても設備が入ってこない現象が起きています。大体6ヶ月〜1年程度の遅延が多いと聞いています。当然、今ある機械の修理も出来ない状態です。
あと、2年も続いたら、日本中の工場が全て止まります。→ 一昨日のハイパーインフレの話に繋がっていきます。
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