mixiユーザー(id:8426595)

2021年11月18日21:40

607 view

心豊かな楽しい老後に備える その56

それって、もしかして…? 
今の私の嗜好に「ばっちりと!」の合致で楽しませてくれる存在! …なのではないか? 
その存在を知った当初はまだ「「ふぅ〜ん」の程度で「欲しいっ!」までには至らなかったけれど、その Spec Sheet を改めて観察しているうちに「むむむ…?」な存在になっていったのが、FOSTEX から期間限定で販売された口径 16cm の Full Range Unit だった。
その名も “FE168SS-HP” というそれは猛烈な Speaker Unit で、これを手に入れられる Last Chance が迫ったとあって「思いつき買いしちゃいました」のは先日の日記にも記したとおりである。
 
以前の日記:心豊かな楽しい老後に備える その51 
http://open.mixi.jp/user/8426595/diary/1980718568
 
その突如だった「思いつき買い…」からの続きを記しておきたい。
 

フォト

写真はその Before だった我が家の Listening Room の様子。
 

フォト

この私をとことん楽しませてくれる我が家の Speaker System たち。
左は我が教祖様(Audio 評論家の故:長岡鉄男氏)の設計で私が自作した “AV-90” 、中央は米国 JBL 製の “L56” 、そして右が同じく我が教祖様が設計した Back Loaded Horn Speaker(以後称:BH)の “D-37” だ。
 

フォト

その “D-37” の Main Unit をいよいよ最新の「限定品」に交換するぞ! …なのである。
なのだけれども、これが単純に入れ替えが「不可能」だった。
Unit の口径は同じ 16cm 、共に FOSTEX 製の “FE” Series なのだから取り付ける Bolt 穴の位置まで同じだというのに…。
 

フォト

先日、我が家に届いた限定品の “FE168SS-HP” がこれだ。
 

フォト

全ての準備作業も終え、いよいよ Main Unit の交換作業を開始したのは 11/12(金)だった。
先ずは “D-37” から既存の Unit を取り外す。
で、早速に比べてみた。
写真の左側が取り外した既存の “6N-FE168SS” で、同じく右側が新たに用意した “FE168SS-HP” だ。
細かい「うんちく」は割愛するが「これで本当に同じ “FE” Series なのかよ?」と疑ってしまうくらいに Looks も異なる。
 

フォト

異なるのはそれでけでは無い。
 

フォト

その奥行き寸法が「こんなにも?」違うのだよ。
一般的な Enclosure(Speaker System の箱)だったらば問題にはならないであろうけれど、これが BH となると大問題! 
要はこの「奥行きのでかさ」で BH の「空気室」の壁面に当たってしまうから、そのままでは右側の “FE168SS-HP” を取り付けられないのである。
 

フォト

そこで、その奥行き対策としてこの(木製の)Ring Adapter を購入したのも先日の日記に記したとおりである。
でも、この白木のまんまでは味気ないぞ。
よしっ、やるか! 
久しぶりの塗装作業に着手である。
 

フォト

塗装したらば、こんな感じに…。
この塗装だけでもおよそ1週間を費やしたけれど、自画自賛の仕上がりである。
先日の日記に記したとおりで、この Adapter Ring にも鬼目 Nut やら何やらもが標準装備。
それは凄く親切な配慮であって初心者どころか上級者にとっても嬉しい Parts Set も付属なのだけれど…? 
ん〜、今回に限っては相手が悪かった? 
なんせ “FE168SS-HP” は、その口径がせいぜい 16cm 程度の Full Range Unit なのに、その重量はなんと 5.3kg もあるのだよ。
“6N-FE168SS” の 4.3kg も「あほだろ?」な重量だったけれど、更に 1kg も重い。
通常はこの Adapter Ring を Enclosure 側に既存の取り付け穴で固定、そしてこの Adapter Ring に仕込んだ鬼目 Nut にて Unit を固定なのであろうけれど…。
厚みがたったの 15mm な木製のこれにだよ、総重量が 5.3kg もある “FE168SS-HP” を託して本当に「大丈夫なのかい?」と疑問に思うのが「普通」である。
なので、その作業は凄く困難になってしまうのは承知の「Bolt を貫通で取り付けてやるぞ!」に挑む。
つまりはこの Adapter Ring を挟む格好の長い Bolt で “FE168SS-HP” を取り付ける手法だ。
既存の取り付け Bolt の長さは 30mm だったので、こいつの厚みの 15mm を足した 45mm の Cap Bolt を新たに購入した。
ではいざ、Install を開始。
 

フォト

ちなみに “FE168SS-HP” にはこんなのも標準装備だったけれど…。
 

フォト

私はこの Faston 端子での接続を完全に「否定派」である。
面接触なんぞ夢のまた夢…。
せめて線接触どころか、ややもすると点接触という「愚かな接続方法」に私は興味が無いのである。
Audio Grade の高級な「銀入り半田」での半田付けこそ、間違い無い結線方法なのだよ。
金めっき同士であろうと、その接触面積が「線」や「点」では意味が無いのだよ。
確実な「面」での接触で、確実に Amp. からの電力を Unit に伝えてあげなければ「良い音がする筈がない」のだよ。
これが「Audio 人生を40年以上」な私の確論である。
 

フォト

作業開始から翌日の 11/13(土)のこと。
そのあれこれを慎重に進め、遂に Main Unit の入れ替えに成功! 
ふぅ〜〜〜。
結構に汗をかく作業だったぜい。
 

フォト

45mm にまで延長した Cap Bolt の材質は SUS304 にしてみた。
黒い鉄の Cap Bolt とは異なる「ちょいと Accent なんぞ…」を目論んでみたのだけれど…? 
ん〜。
イイね、イイねぇ〜。
これはこれで、なかなか新鮮味もある Looks ではないか。
 

フォト

では、試してみようぞ。
早速に “FE168SS-HP” での音出しを試みたらば? 
うわっ… !? 
その第一声から驚かされちゃったぞ。
全体的な音の傾向こそ、それは私の想定の範囲内だったのだけれど…? 
それはもう今までとは比較にならない、その伸びも量感も凄まじい重低音にはとにかく驚いた。
もちろんそれは、どろどろと鈍臭くて馬鹿っぽい(ような連中が喜んじゃう)重低音ではない。
これぞ限りなく「生」で聴いたそれに近い Real な重低音。
Contrabass も Bass Drum も「うわっ… !?」で生々しい、それっ! 
猛烈に High Speed な重低音が容赦なく Real であろうに出て来るのだよ。
既存の “6N-FE168SS” と比べてしまうとその Speed 感はやや劣るものの、有名な Maker 製のどれだけ高額でどれだけ最高級に君臨する Speaker System であろうと、この「High Speed な重低音」は楽しめない。
ん〜、やっぱりこれぞ BH ならではの重低音! 
それが伸びも量感も共に凄まじかったが故に想定外の現象も…? 
なんと AD Player の DENON “DP-900M�供� の Dust Cover が「ぶんぶぅ〜〜ん」と共振しちゃったのだからもう、驚いた。
先ずは Unit の Aging を進める為、結構な音量で鳴らし続ける。
その鳴らし始めから5分、10分、30分と経過するにつれ、どんどんと音は変わっていく。
1時間も経過すると、音に厚みと艶も出て来た。
半日も鳴らすと「おぉ〜!」なまでに達し、以後の変化は平坦。
ん〜、驚きの短時間で Unit の Aging 、そして BH との Matching が進んだ格好だ。
イイね、イイねぇ〜。
 

フォト

とにかく、この BH の Horn 開口からの低音、High Speed な重低音が凄まじい。
ん…? 
いや、その「言い方を変えれば?」だよ。
やっとこの “D37” に適した Unit と合致した! …という雰囲気である。
正直なところ、既存の “6N-FE168SS” には「不適合」なところが多々と感じていた私だった。
あの当時、我が教祖様は(近い将来に発売されるであろうと想像した)“FE168Super” という未知の Unit を想定して設計した BH がこの “D37” だったのは周知のとおり。
しかし、FOSTEX が製品化したその限定品は Super で巨大な Magnet を2枚重ねの「Super+Super」だから「…SS」という猛烈に強烈な “6N-FE168SS” だったのも周知のとおり。
つまりは “D37” に対して “6N-FE168SS” は「強烈過ぎ!」の Unit だったのではないのかと…。
思い返せば、口径 20cm の Full Range でも同様だったではないか。
あの強烈な “FE208Super” に合わせて教祖様が設計された傑作の BH が “D57” だった。
しかし、後に現れたもっと強烈な “6N-FE208SS” をその “D57” で鳴らしたらば「猛烈に低音不足」に至った。
そこで、教祖様はその “…SS” に合わせた “D58” を設計し、あの超 Ultra で猛烈な Unit に対処されたという経緯も周知のとおりである。
ならば、その 20cm Unit で “…SS” 向けが “D58” だったと同様に、16cm Unit でも “…SS” 向けの “D38”(?)なんぞが有っても良かったのではないか? 
そう思ったのはこの私だけではあるまい! …を証明するかのようにである。
全国の長岡教徒な貴兄から、そういった不満や不具合へ対応した設計変更による “D37” の亜種の多々を散見する。
つまりは「やっぱり “D37” に “6N-FE168SS” は無理」を多くの貴兄が認識されているを意味する、と私は受け止めている。
でもね、そういう「後出しじゃんけん」みたいな事を後から言われても…、なのだよ。
だって私の “D37” は、教祖様が設計されたとおりで Original Size のそれなのだから…。
そんな屁理屈(?)もあって、我が家の “D37” も “6N-FE168SS” とは Miss Matching なのは事実だと実感しまくっていた。
だから、BH なのに Super Woofer(昨今の世間様は Sub Woofer とも言うらしい)を追加という苦渋の System だったのだよ。
ところが…? 
期待はしていたけれど、それは期待以上、いや想定外で「ずばどどどぉ〜ん」の High Speed な重低音が出て来たのだから嬉しい。
既存の “6N-FE168SS” とこの度の “FE168SS-HP” 、どちらも同じく “SS” という名で猛烈な Magnet が2枚重ねなのに、どうしてこうも低音(特に重低音)の再生能力に差が出たのか? 
それだけではない。
中音域を中心とした音の厚み、音楽性という楽しさが「段違い」で違うのだよ。
ある程度は「そうなるであろう」と想像はしていたけれど、結果としては想定していた以上に素晴らしい音を出してくれたのだから嬉しい。
その代償(?)か、High Speed 感はちょいとだけ既存の “6N-FE168SS” から劣る。
何故か…? 
BH 好きな貴兄ならばその理由をすぐに察するであろう。
簡単に言ってしまえば、この度の “FE168SS-HP” は既存の “6N-FE168SS” と比べると「振動板が重い」のである。
加えて Edge も Damper も新しい設計で、既存のそれと比べたらば「とにかく振動板が良く動く」のだ。
だからある程度は「そうなるであろう」と想像はしていたけれど、結果は想像以上に「今の私の嗜好」に合った音だったのだ。
ん〜〜〜。
イイね、イイねぇ〜。
で、早速に(なんちゃってな)Spectrum Analyzer の出番。
Listening Position で計測した結果も概ねで「なるほどねぇ〜」だった。
だったけれども…? 
その概ねとは外れた領域、しかも計測結果としては残念に見えてしまう領域であろうと、聴感ではそれを不満に感じないという不思議な現象。
ん…? 
それって私の嗜好が(そんなにも)変化しちゃったからなのかい? 
それは認めつつもだよ、更には別の要因も有るのではないか? 
更には Super Tweeter の “T96A-EX2” を「何処から鳴らし始めれば良いのだ?」にまで至る複雑な状況も見えて来た。
出て来た音の全体的な傾向は「今の私の好み」に合致で凄く嬉しいのだけれど、まだまだ「突っ込みところは満載」という現状が、嬉しいような、悲しいような…? 
いや、それは「嬉しいのだ」と自分に言い聞かせる。
その「まだまだ…」な部分を自分好みな音に仕上げていく(過酷で茨な道を歩むという)それこそ、Audio Life の醍醐味! …だろ? 
なのでもう Cut & Try の毎晩という昨今なのだけれども、その詳細はまた後日の日記に記そうと思う。
 

フォト

更には…? 
 

フォト

Rear Speaker の入れ替え作業なんぞを先行させていたのだけれど…? 
こちらの作業は後回しになってしまったわさ。
でも、ちょいとだけ試したらば…? 
ん〜、これがまた結構に好感触だったりする。
イイね、イイねぇ〜。
“D37” の Setting が決まったらば、こちらの作業も再開の所存である。
 
ん〜〜〜。
思い返せば、私の “D37” は作製からもう25年も経ったのに、だよ? 
新たな限定品の “FE168SS-HP” で、私の “D37” は更に新たな領域へ…。
これだから、面白い。
これだから、Audio 遊びを止められないのである。
私の理想、それは録音現場での音を可能な限り Real に我が家で楽しみたい。
だから、入力信号のとおりに High Speed な音を再生する Speaker System も必須なのである。
新たな領域へと進化しつつある、私の “D37” の「おもちゃっぽい楽しさ」が21世紀の今もなお続くのだから嬉しいではないか。
心豊かな楽しい老後を迎える。
それを遊ぶように楽しみながら備えていけたらば最高だよね。
でも、湯水のようにお金を使えない身分。
なので私の Audio 機器は「B級」なものばかりである。
でも、経験の数々から培えられた知恵と勘、そして己の感性といった全てを総動員するとだよ、安価な「B級」であろうと高嶺の花の「A級」をも凌駕してしまうような音を出せる! …と私は確信している。
Speaker の微妙な位置、防振対策品やらの厚み、それらを mm の単位の変更でも「うわっ… !?」なくらいに音は変わってしまう。
だから怖い、なのだけれど楽しい。
だから安価な「B級」であろうと、己の理想の音を追求し続ける作業はまだまだ(私が死ぬまで?)続くのであった。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年11月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930