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2020年04月28日16:59

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今年も季節の訪問者がやって来た

昨日の 04/27(月)のこと。
勤務を終えて我が家に戻ったのは 17:30 頃だっただろうか? 
通勤快速な Copen から降りると、我が家の周囲は何やら騒がしいかったのだ。
ん…? 
おっ…? 
おぉ〜! 
そうか、そうか、そうだったのか。
久しぶりに…
 チュビ、チュビ、チュビ、チュルルルルルルル 
…という「さえずり声」を耳にしたぞ。
それも騒がしいくらいに。
その「さえずり声」の主は雄の燕である。
もう数え切れないくらいの燕たちが、我が家の周りを乱舞していたのだ。
あぁ〜、今年も無事にはるばる遠くからやって来たんだ。
ん〜、そうか、そうか。
長旅、お疲れさんだったね。
ん…? 
あらま…? 
ひと組の Couple が、我が家の壁面に巣作りを試みているようだ。
そこは以前も巣作りされちゃった場所だったのだけれど…? 
 
そう、あれは今から24年前、我が家はまだ建築中で我々が入居する1ヶ月ほど前だった5月上旬のこと。
そんな我が家に巣作りを試みる燕の Couple が現れたのである。
場所は2階の Toilet の換気扇の排気口なのだけれど、その排気口の形状は上面が球状に加え、つるんつるんの SUS 製だ。
にも拘らず、巣作りを試みる燕の Couple だったのである。
ん〜〜〜。
いくらなんでも、つるんつるんの球体の上に巣作りなんて無理だろうよ? 
そのうちに諦めて他所へ行くんじゃね? 
…と思っていたこの私をあざ笑うかの如く、一週間ほどでものの見事に巣が完成しちゃったのだから驚いた。
燕はくちばしで「泥」と「枯葉」を集め、それを唾液で固めて巣を作るのだけれど、まさかあの「つるんつるん」の上に巣を完成させてしまうとはねぇ〜。
我々が入居する前に、我が家は燕が最初の住人になってしまった(?)のである。
それから毎年、我が家には燕の Couple が訪れるようになり、多くの雛たちが巣立っていった。
下は糞だらけで掃除が大変だけれど、これも自然の摂理。
巣立ったばかりの若い兄弟が、みな仲良しで我が家の周りを飛び交う姿には毎年のように目を細めてしまう私なのであった。
しかし数年後、その巣は雀に乗っ取られてしまう。
雀に乗っ取られた以降は「燕による修復不足」からか、燕が固めた泥は脆くなってしまい、やがて崩壊。
あの「つるんつるん」の上の一部にその痕跡を残したまま、それ以降、燕が巣作りする事は無かった。
 
そこへ昨日のことである。
久しぶりに「巣作りされちゃうのかも?」だったのだ。
そして今朝、様子を見に外へ出ると、あら…? 
昨日は数え切れないくらいの燕たちが乱舞していたのに、今朝は一羽も居なかったのである。
ん〜。
おそらくあの群れはもっと北へと移動したのであろう。
渡り鳥というのは本当に不思議である。
私が燕だったらば「もう、ここらでイイんじゃね?」で落ち着くだろうけれど、まだ更に移動してしまうのだから不思議だ。
 
日本で繁殖する燕の主な越冬地は台湾、Philippines 、Borneo 島の北部、Malay Peninsula 、Java 島などと言われているそうだ。
最も近い台湾北部でも我が家からの直線距離は 2,000km 以上、Java 島に至っては 5,000km 以上もある。
体長は 17cm 程度という小さな体なのに、海を渡る飲まず食わずの過酷な長旅で繁殖地の日本へを目指す。
だから我が家から更に北へ 100km の移動なんて「誤差の範囲」なのかも知れないけれど、その逞しさというのか、あの小さな体に秘めた「生命力」にはただ驚くばかりである。
過酷な長旅だったのが嘘のように、力強く元気に飛び交う燕の姿にはある種の感動を覚えてしまう。
これから次々と燕の群れが我が家の周りにも訪れるであろう。
その長旅を終えたらば、休むこと無く早速に巣作り。
そして次の命を育む。
小さな体なのに、驚きの健気さ。
遠く海を渡り、無事に我が家の周りまでやって来た燕たちを、今年も温かく見守りたい私なのであった。
 
でも、私の Copen に空爆する(糞を落とす)のは勘弁してねン(泣)
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