我が家の Audio を根本的に見直すかの如くで始まっちゃった一連の作業の数々…。
作業というよりは、もう「暴走」状態の私であって我が家に「引きこもり」生活者と化してしまった昨今である。
何故に「引きこもり」にまで陥てしまったのかと言えば…?
解決したい、いや、解決させなければならない問題が山積状態とあって、その解決策を考え始めると「時を忘れてしまう」のである。
で、今回のお題は「下」をどうするのか、なのだ。
我が家に嫁入りした JBL 製の “L56” が奏でる音に「べっくらこいた !?」のは以前に記した日記のとおり。
当初は Sub Woofer の追加を検討していたのに、その必要は「全く無し!」という驚きの伸びと豊かな Low End だった。
Speed 感は無いけれど、堂々と厚みのある低域はまるで大型の Floor Type のような鳴りっぷりである。
一方、その Sub Woofer を追加したいのは寧ろ “AV-90” の方だったじゃん !?
…も以前の日記に記したとおりである。
当初は Sub Woofer なんぞ不要に思っていたのだが、”L56” があれほどにも量感豊かに Low End も伸びているのと比較してしまうとだよ、やっぱり「そこ」を補いたくなってしまうのが親心なのである。
そうは言っても、直径がたったの 12cm という Full Range を一発だけでこの Low End とは「有り得ない」Level で立派なもの!
そこは流石の Double BassReffex である。
なんだけれども、この f 特を眺めれば眺めるほどに「ん…?」と疑問に思うところがある。
それは第2 Duct での共振周波数が思いの外に「低いんじゃ〜ね〜の?」なのであった。
で、計算してみたらば更におかしい…?
全く数値が合わないのだよ !?
それも頓珍漢な数値が算出される。
なじぇ…?
もしかして、何かを根本的に間違っているのかも…?
先ずは自分を疑い、改めて計算をし直す羽目になる。
教祖様(Audio 評論家の故・長岡鉄男氏)が発表された “AV-90” と “AV-150R” の記事を見直してみたらば…?
あちゃ〜。
もう「おい、おい…」だったよ。
板厚の 15mm を差し引く部分を間違えてしまい、第1 Cabinet の内容積から間違っていたのだ。
アホだ。
いや、アホ過ぎる。
頓珍漢だった数値の原因が判明した。
間違いに気付いたらば速やかに修正!
その結果、6.5ℓ と思っていた第1 Cabinet の内容積は 6.0ℓ だった。
Unit の “FX120” の分の体積を 0.3ℓ と多めに見積もれば、実質での内容積は 5.7ℓ と考えるのが正当であろう。
一方、第2 Cabinet の内容積は 12.0ℓ に変わり無しの計算結果だったのだが、その上部の第1 Duct の辺りの狭さによる「損失分」も考慮すると 11.8ℓ と考えるのが正当であろうと思うのである。
各 Cabinet の内容積の間違い修正はこれにて完了。
では、改めて計算してみよう。
BassReffex の Duct の開口部は第1も第2も同じで、縦横 6cm の正方形な面積は 36cm2 である。
15mm の板厚も含めた Duct の長さは…
第1 Duct: 9.5cm
第2 Duct:12.5cm
…になる。
Cabinet の内容積は前述のとおりで…
第1 Cabinet:5.7ℓ
第2 Cabinet:11.8ℓ
…である。
それを教祖様の計算式にて BassReffex Duct の共振周波数を算出すると…
第1 Duct:95Hz
第2 Duct:57Hz
…という結果に至った。
その結果を f 特と照らし合わせてみる。
おぉ〜!
この「赤マル」で記した 100Hz での Peak は、計算どおりで第1 Duct による共振周波数の 95Hz と「どんぴしゃ!」である。
ほほぉ〜、なるほどねぇ〜。
一方、第2 Duct による共振周波数 57Hz の辺りはどうだ?
ん〜〜〜。
やっぱり、おかしい…。
計算どおりとあらば「白マル」で記した 50〜63Hz の辺りにもうひとつの Peak が発生する筈なのに、何故かここの Level が低い。
その代わりに、ここよりも低い「黄マル」で記した 40Hz の辺りに最後の Peak がある。
おそらくは、この 40Hz の辺りが第2 Duct による実際の共振周波数なのであろう。
が故に、その Low End は 30Hz という「12cm Full Range では有り得ない」もの凄さ!
が故に、50〜63Hz 辺りの落ち込みが聴感でも「量感はいまひとつ…」の低域なのであった。
何故に第2 Duct の共振が 40Hz と低いのかは未だに不明。
私の計算にまだ間違いがあるのか…?
いや、もう間違いは無い(筈だ)ぞ。
ならば、想定外の要因が隠れているのだろうか…?
Setting(部屋の定在波、Speaker を置いた場所)による影響は否定できないけれど、本気で調べる気がないので不明なものは不明のまんま…。
加えて、第1 Duct による 100Hz での Peak も「ちょいと大きい過ぎる」ように思う。
ん〜。
ここら辺りに弄り代がある、ような気がする…?
そこで、この “AV-90” の Cabinet 内部を改造する案も湧いて出た。
その目的は…
第1 Duct の共振周波数をちょいと下げる
第2 Duct の共振周波数は逆にちょいと上げてやる
…ことで、現状の「量感はいまひとつ…」な低域を元気もりもりにさせるのが狙い。
その手法は…
第1 Duct は長さを延長
第2 Duct の長さは逆に縮小
…というバカ単純なそれである。
第1 Duct を長くさせるのは簡単で、第1 Cabinet の底面に延長分を乗っけてやれば良い。
だが、第2 Duct を短くするのは結構に難しい。
物理的に切り落とすのは不可能なので、開口部を Horn 形状に削るしかない…?
延長した第1 Duct は元に戻せるが、削ってしまった第2 Duct を元どおりにするのは至難の業である。
加えて、この考え方には大きな Risk も伴う。
第1 Duct と第2 Duct の共振周波数が近付き過ぎると、Double BassReffex としての動作が破綻する恐れもあるからだ。
だから、その計算は慎重を極める。
しかも、計算どおりに上手く行く保証は何処にも無い…。
多くの不安が付き纏う、勇気の要る試み…。
これを考えるだけで、もう数週間を費やしている。
ん〜。
どうなんだろ…?
そこで!
やっぱり Sub Woofer を追加しようか?
…と真面目に考え始めた次第である。
けれども、”AV-90” に私が満足する Sub Woofer って〜のも難しい。
Real で High Speed な低域でこの私を楽しませてくれる “AV-90” なのだから、その Sub Woofer も High Speed でなければ「繋がらない!」のだ。
重くて鈍臭い音のは駄目!
ホラー映画でのドロドロした効果音が専門のような Sub Woofer は私にとってゴミ同然!
そう、ゴミは要らないのだよ。
猛烈に低い Low End 域であろうとも High Speed でなければ駄目なのだ。
で、その Sub Woofer を自作しようと動き始めた。
その手法は安直で、もう One Pear の “AV-90” を Sub Woofer 化させるという構想である。
…となれば、使える Unit は直径が 10〜13cm の小さな Woofer Unit に限定される。
…となれば、当然にその能率は低い。
そう、もうどうしようも無いくらい、能率が低いのだ。
能率が低いと、どうなる?
単純に “AV-90” との並列動作では、再生した低音が「聴こえない」のだ。
じゃ〜聴こえるようにするには、どうすればイイ?
その解決策は物量作戦しかなくて…
同じ Sub Woofer の数をもっと増やす
若しくはもっと Power を与える
…である。
数を増やすのが無理とあらば、もっと Power を与えるしかない。
となると、By Amp. も検討しなければならない、のか…。
加えてどのように Low Pass(High Cut)させるのかも激しい程に悩みどころである。
悩んだ。
悩み続ける毎日だった。
何度も紙に計算しては「違うぞっ!」でそれをくしゃくしゃに丸めてポイ捨てる日々…。
最大の難点は「By Amp. 化は必須」という結論に至った為に、その By Amp. をどのように導入するのかである。
我が家の Amp. は Integrate(つまりは Pre Main)Amp. である。
Separate Amp. ではない。
Pre(つまりは Control)Amp. と Main(つまりは Power)Amp. という Separate 構成であれば、Sub Woofer 専用の Power Amp. を追加するという By Amp. 化は、金は掛かるが物理的には簡単なこと。
しかし、我が家はその Separate Amp. ではない。
金が掛かる掛からないどころか、物理的に By Amp. にするのが難しいのだ。
だったらば、もうこの際で我が家も Separate Amp. に買い換えてしまおうか !?
いや、ただでさえ暴走中なのに、経済的にも暴走しちゃったらばもう Partner から「出てけぇーっ!」と怒られちゃう、かも…?
ん〜〜〜。
Low Pass Filter も結構に難しい。
良質で High Speed な Low End 増強を可能にする回路を考えるだけでも多くの日時を費やした。
やたらにデカい Coil と Condenser が必要に加え、Quality を重視するとここでも結構な金額が算出されてしまう。
ん〜〜〜。
困った。
困りに困り、悩みに悩んだ上で得たその結論とは…?
いやはや、自分でも「想定外」だった手法が浮かび上がったのだ。
ん〜〜〜。
これだったらば、少ない費用でそこそこ満足できちゃう! …のかも?
その「想定外」だった手法の有効性を検討に検討を重ねた結果、2種類の Sub Woofer に的は絞られた。
どちらも一長一短なところもあって、その甲乙は付け難いから悩ましい。
…なんだけれども、話は長くなるので次回に続く。
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