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2018年12月08日18:00

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消費増税よりも経済成長の方が税収増

【日本の解き方】税収ようやくバブル期超え…罪深かった平成の消費増税 財政再建も経済成長が有用
2018.12.8

 今年4〜10月の国の税収実績がバブル末期の1990年を上回って過去最高を更新したと発表された。景気回復による企業収益の増加で法人税増収と賃上げで所得税の伸びが大きかったと説明されているが、税収を増やすには経済成長と消費増税のどちらが効果的なのか。

 財務省によると、10月までの累計税収等は21兆3214億円と、前年同期比4・2%増となっている。内訳は所得税が4・6%増、法人税が19・8%増、消費税が2・9%増だった。

 前2017年度決算額に対する進捗(しんちょく)割合をみると、全体の税収等で34・8%、個別の所得税で46・7%、法人税で9・2%、消費税で32・9%にとどまっている。特に、法人税進捗率は1割にも達せず、傾向を現時点では見通せない。いずれにしても、これまで経済が順調に拡大し、個人所得、企業所得、消費が増えてきた結果、税収も増えている。それによって、1990年以来の過去最高になっている。

 もっとも、30年ほど前の数字を抜いて過去最高といわれても、いまさらかといわざるを得ない。世界各国の国内総生産(GDP)の推移をみると、どの国も右肩上がりになっているが、日本だけは90年以降「横ばい」になっており、グラフは他の国とは全く違う形状である。

 これは情けない。「日本は平成だから、GDPが平らに成って横ばいだ」と皮肉を言う人もいる。

 税収は、経済を映す鏡である。日本の古事には、仁徳天皇の「民のかまど」がある。仁徳天皇が、民のかまどより煙が立ちのぼらないことを見て、税を免じたといわれる。

 それを思うと、平成の時代に行われた消費増税は罪深い。1989年の消費税創設は、時代がバブル期で、物品税廃止などもあったのでまだよかったが、97年と2014年の消費増税はひどかった。デフレから脱却する前に増税したものだから、景気の腰折れを招いた。

 消費税率を上げると、たしかに消費税の税収は伸びる。逆にいえば、消費税はフラット税率なので、増税つまり税率変更しないと大きな増収になりにくい。ただ、増税すると、景気が悪くなって、法人税と所得税は伸びない。

 一方、景気を維持していると、法人税と所得税も伸びる。法人税は累進課税ではないが、景気が良くなると赤字企業が黒字企業に転換するので、税収の弾性値(名目GDPの1%増加に対する税収の伸び率)は「1」よりはるかに大きい。所得税は、そもそも累進税率を採用しているので、税収の弾性値が「1」より大きくなっている。これらの結果として、税収全体の弾性値は「3」程度になっている。

 ということは、消費増税よりも経済成長の方が、無理なく税収増を期待できる。筆者は財政再建の必要性は現時点では少ないと考えているが、財政再建の必要性を強調する論者にとっても、少なくとも、経済成長と財政再建の両立を図るには、消費増税はまずいだろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/181208/soc1812080003-n1.html
>デフレから脱却する前に増税したものだから、景気の腰折れを招いた。

物価はインフレになりましたが、最終局面の実質賃金がまだ上向いていません。
来年の増税も前回同様に景気を腰折れさせるでしょう^^;

結局今回の増税は軽減税率制度を利用して役人や政治家の裁量権を拡大するのが目的です。
安倍内閣には18年の実質賃金がプラスになっていることを確認して、増税を最終決定して欲しいです。
上がっても2%には遠く及ばないでしょうけど^^;

17年の実質賃金、2年ぶりマイナス 物価上昇が影響
2018年2月7日14時16分
 厚生労働省が7日発表した2017年の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価変動の影響を除いた賃金の動きを示す実質賃金指数が前年を0・2%下回り、2年ぶりに低下した。名目賃金は上昇したが、物価の上昇に追いついておらず、実質的な購買力を示す実質賃金は減少した。(以下略)
https://www.asahi.com/articles/ASL266QVWL26ULFA04F.html
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