記事が長いよー!
よい内容だったのですが致命的なダメもあります。それは「男の子本人ではなく周りが努力を多くする」というダメ教育に特有の前提があること。
遊びなんかしてられませんって。
当人の負担を極力軽減してやりたいと思う親心もわかります。けれども甘やかしです。負担するのも苦労するのも一番多くやるのは当人。ここを譲ってはいけない。なんでも他人が悪いと言うダメ子どもになり、そのままダメ大人になる第一歩です。
第一に「お前は他人よりも聞いていない」と強制して納得させること。
第二に「理解するまでもうちょっと待って」と言わせること。
この二つに到達するなら、聞く力も育つし成績も上がると私は考えます。
「聞く力」にせよどんな能力にせよ、大切な目に見えない能力は、当人に欠如の自覚がないことが多いのです。他人と比べて自分が「聞いていない」などとはゆめにも思っていない。そんな状態であれこれやっても逃げ出したくなるのに決まっています。不得手な遊びに誘われて嬉しい子どもも大人もいるはずがない。
不得手であることを自覚することを強制しましょう。気づきを待っても意味がありません。衝撃の度合いとしてはたいして大きいものではないのでガツンとやっても問題ないのですから。時間をかけてゆっくりとやるのはそうでもしないと飲み込めないほど重大な問題だけです。
男子は自尊心の生き物です。また群れの順位を無意識に確認する生き物です。「他人より劣っている」という発見はその根幹を直撃します。
一足飛びには成長できません。だからまずは時間をかける習慣を作らせるほうに誘導するべきだと思います。
すぐに答えなくていい。取り掛かるまで何度も胸中で相手の言葉を反芻していい。また必ずそうするべき。その結果として以前よりずっと楽になる。勉強でいえば問題の意図がわかるので成績が上がる。
こういうサイクルを作れた子は強くなりますよ。
劣等感と向き合う体験。また欠点を克服した体験。得難いものですよね。
それに大人になる過程でも、大人になってからでも、理解がむずかしいことって出会うものです。一読では読み取れない文章を読むことだってしょっちゅう起こりえます。そのたびに隣の人に「ねえこれってどういう意味?」と聞くことの情けなさ。男子はこういうのを女子に比べてずっと恥辱に感じるもののようです。そんなとき、「ああ、ちょっとまってもらっていいんだっけ」「なんべんも読み返して理解すればいいんだった」「自分にはそれができる。やってきたことだ」と思えることの心強いこと。
聞く力の発達が遅いからこそ、欠点に向き合うチャンスもまた男子にだけは多めにある。
そんなふうに思います。
◆
【男の子】子育ての悩みは「聞く力」を育てることで9割解決!つけておきたい家庭での習慣
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=132&from=diary&id=5085307
話を聞かない、落ち着きがない、気に入らないことがあるとすぐに怒って手が出ることも……男の子の子育ては、体力だけでなく、神経も使います。いくら言っても効果がないのに、注意ばかりしていませんか? それでは疲れてしまいますよね。
【男の子】育てにくい子ほどよく伸びる!?ママが自信を持てる「男の子育児のヒント」
男の子の困った言動に悩むママに、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
自分自身も「困った」男の子だった「脳の学校」代表・医学博士である加藤俊徳先生が書いた本『男の子は「脳の聞く力」を育てなさい』をもとに、男の子の子育てが楽になるだけでなく、効果的な脳の育て方もご紹介します。
■男の子を育てるのが大変なのはある意味当然だった?
まず、おさえておきたいのは、男の子の子育てが女の子よりも大変なのにはちゃんとした理由があるということです。
女の子に比べて、男の子はもともと、「脳の聞く力」が弱いのだとか。
そのために相手の話がきちんと最後まで聞けません。当然理解もできないので、それに対する自分の意見もうまく伝えることができません。その結果、口よりも手が先に出てしまうこともあります。
そんな時に、頭ごなしに「ダメでしょ!」「お友達と仲良くして!」などと叱っても、そもそも「聞く力」が育っていないのですから、本人にはなぜ叱られたのかがわからず、「僕は悪くないのに」というしこりだけが残ってしまいます。
また、長々とお説教をしても、理解できず、ただ苦痛なだけで、逆効果です。
■「脳の聞く力」とは?
「脳の聞く力」をより理解するために、脳の働きをざっと把握しておきましょう。
加藤先生は、脳の働きの種類によって脳を8つのエリアに分け、それぞれを「脳番地」と呼んでいます。脳番地は、思考系、感情系、運動系、聴覚系、視覚系、伝達系、理解系、記憶系の8つです。
男の子の「聞けない」には3つのタイプがあると加藤先生。まずは我が子がどう聞けないか、見極めるところから始めてみましょう。
■1.「聞こえない」聴覚系脳番地が未発達なタイプ
聞く力の弱さにダイレクトに関係する聴覚系脳番地ですが、「聞こえない」男の子のタイプにはさらに2種類あります。
1つ目のタイプは、右脳側の聴覚系脳番地が弱いタイプ。授業中にぼーっとして、先生の話の聞き洩らしが多い傾向があります。周囲の音に気を配って聞こうとする力が弱いのですね。
2つ目のタイプは、左脳側の聴覚系脳番地が弱いタイプ。言語を正確に聞き取ることが苦手な傾向があります。
「話の聞き洩らしが多い上に、最後まで人の話を聞かず、話がかみ合わない」場合は、右脳側、左脳側、両方の聴覚系脳番地が弱いということになります。
■2.「聞いてない」視覚系脳番地が優位なタイプ
男の子には車や電車などの乗り物が好きな子や、虫を観察するのが好きな子が多いですよね。また、地図や図形などが得意な男の子も多いです。それは、視覚系脳番地が優位なために生じる現象なのだそうです。
子どもの脳はまだ成長中なので、2つ以上の脳番地を同時に動かすことがうまくできません。そのために、目が忙しくなると、耳がおやすみ状態になってしまうのだとか。
何かに夢中になっている男の子にいくら話しかけても馬の耳に念仏、といった光景はよくみられますよね。
■3.「頭に残らない」記憶系脳番地が未発達なタイプ
生後数カ月は聞こえに問題がなくても、徐々に言葉の発達の遅れが出てくる場合、記憶系脳番地の働きの弱さに関係があるかもしれません。
聞いたことが頭に残らないのは、記憶系脳番地のなかでも海馬と呼ばれる部位の成長に原因がありますが、男の子は女の子に比べて海馬の成長が遅い傾向にあるからだそうです。
我が子がなぜ聞けないかがわかれば、対処方法も変わっていきますよね。
たとえば、視覚系脳番地が発達している子どもだったら、今までテレビで見ていたスポーツの試合を、ラジオ中継で聞いてみてはいかがでしょうか。未発達だった部分の脳の働きが動き出すかもしれません。
■聞く力はすべての基本?
聴覚系脳番地は、他の脳番地とのネットワークによって、連動して成長する傾向があります。
聞く力がないことで、ただ話が聞けない、覚えられないといったことだけでなく、言語能力やコミュニケーション能力まで育ちにくくなるというのですから、聞く力はすべての基本と言ってもいいかもしれませんね。
加藤先生によると、聴覚系脳番地の働きが弱いと、スケジュール通りに行動できなかったり、キレやすくなったり、熟考する力がつかなかったり、と社会生活を送る上で、いろいろと支障が出てくるというではありませんか。
そうなった時に、焦ってガミガミ叱っても、その子に聞く力が備わっていないままであれば、効果がないばかりか、また困った行動をして、また叱って……という負のスパイラルにはまりかねません。
では、聞く力はどうやって育てればいいのでしょうか?
■子どもの聞く力は親が伸ばせる!
子どもが聞ける脳になるかどうかのカギは、家庭にある、と加藤先生。
えっとひるんでしまいそうですが、大丈夫、特別な能力を身につける必要はないんです。
子どもになにか伝えたら、すぐにリアクションが返ってこなくても、「ちょっと待つ」ことをしてみてください。さらに、話しかけたあとの子どもの状態をよく観察しましょう。
ママに多いのが、口だけで注意して、子どもの方をまったく見ないママ。家事の手を少しだけ休めて、子どもに目と気を配ってあげてください。
子どもの脳は、言われたことをすぐに行動に移せるほど発達していません。そのことを踏まえて、まず待つことで、子どもの脳の活性化を促しましょう。
ガミガミと、同じことを機関銃のように発しまくると、いやだ! という感情系脳番地ばかりが発達してしまいます。
子どもの可能性を伸ばしたいなら、待つこと、そして余計な言葉をかけないことです、と加藤先生は断言します。
未発達な子どもの脳に必要以上の言葉をかけることは、情報を処理できずにフリーズしてしまう、もしくは感情が高ぶって爆発してしまうことにつながるからです。
■つけておきたい家庭での習慣
では、日常に取り入れられる、子どもの聞く力を育てる習慣をいくつかご紹介したいと思います。
■ママが子どもに相談する
今夜のごはんは何にしようか、といった小さなことから、子どもに相談をする形でなにか聞いてみましょう。
ママに相談されること自体、子どもにとってはめずらしく、うれしいことかもしれませんよね。子どもは聞いた内容をよく考え、それは記憶に残るでしょう。
■聞いたことを繰り返し言ってもらう
何か子どもに言ったら、それをそのまま繰り返し言わせるようにすると、聴覚系だけでなく、記憶系、思考系、伝達系の脳分野が刺激されます。
言わせるというより、ゲーム感覚でできるといいですね。
■音楽を聞くことを習慣にする
音楽を耳に入れることは、聴覚系脳番地をダイレクトに強化します。生の音楽でなくても、ママの鼻歌でもいいのです。
また、聞く力を強化するには、ラジオは便利なアイテムです。テレビやスマホなど、とかく視覚系脳番地を刺激するモノがあふれている今の時代ですが、ラジオなら忙しい朝でもただ流しておけばいいのですから。
■耳を使う遊びをする
しりとりや逆さ言葉遊び(「ポテトサラダ」を反対にするとどうなるか、といった遊び)など、あえて耳を使う遊びをしてみてはいかがでしょうか?
声には出さないけれども自分の内側にある言葉を「内言語」と呼びます。聴覚系や伝達系の脳番地が弱い子どもには、この内言語が未発達である場合が多いそうです。
しりとりや逆さ言葉遊びをすることで、子どもの内言語が育ちます。
■まとめ
まず、男の子は「聞く力」が弱い、という認識を持つだけで、男の子の子育てはだいぶ楽になる、と加藤先生は書いています。
より詳しく子どもの脳育てについて知りたい方は、ぜひ『男の子は「脳の聞く力」を育てなさい』をお手に取ってみてください。
子育てというと、あれもこれも言っておかなくては、と焦ってしまうママも多いかもしれませんが、ここはあえて黙り、子どもを信じて待つ、というトライアルをしてみてください。
便利な世の中になっても、子どもが大人になるのが早くなるわけではありません。子どもの成長を焦らず、見守っていけるといいですね。
◆
(超耳)
悪いことじゃないけれど、紹介されている「遊び」、やっぱり実際にやるのは難しいですよねー。とりわけ、不得手の自覚をさせぬまま、どうしてその遊びをする必要があるのか納得する機会を与えられぬまま「いいからやるの!」式に押し付けられること、リクツっぽい傾向にある男子には耐え難いだろうなーと思います。
ぜひそんな残酷なことはやめて、自覚を強要し、克服のための苦労をまずは本人にいちばん多く負担させてやりましょうよ。
ログインしてコメントを確認・投稿する