他の人に益する人材を選別して大いに働いてもらう。誰も損をしないので大歓迎したい改革ですよね。
でも記事にあるような「学校も家庭もついていくのが大変」は怪訝に思うほかありません。学校はまあ変革のたびに大変で間違っていないのですけれど。家庭はそもそも「ついていく」の前提すら満たしていないのでは? 現状一部の(おそらく8割以上)の子どもはちっとも十分に習得していないのですから「ついていく」も何もない。
一部の(おそらく8割以上の)家庭で親御さんが考えていることは「楽して得するためにはどうしたらいいか?」です。だから放っておきましょう。虹には根本などないし青いバラも自然に咲くことはありません。楽して得する手段を探すことは苦労に見合う結果を求めることに絶対にかないません。
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■高卒時に「英字新聞8割理解」の目標も 大幅改定の新指導要領に課題
(AERA dot. - 04月22日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5081254
2020年度から本格化する大学入試改革に伴い、学習指導要領が大幅に改訂された。小学校では正式に英語が教科となり、中学では単語数も増加し英語の授業レベルが難化する。高校にはどんな変化が起こるのか。
高校の新指導要領が求めるレベルも格段に上がる。高校卒業時までに目指す語彙数は1800〜2500語。小学校からの合計では最大5千語に達する。これは「英字新聞の8割以上を理解できるレベル」(同)。実際、新指導要領では「新聞記事を速読して必要な情報を取り出したり、時事問題など幅広い話題について発表・議論したりできる」ことが目標として掲げられている。
SAPIX小学部・中学部などを運営する日本入試センターの當山淳さんによれば、高校入試も難化するのは間違いなく、すでにその流れは始まっている。例えば「大学入試改革など世の中の流れに敏感に反応して入試を変えてくる学校」(同)として知られる開成高校。15年以降、長文読解で「テコの原理」や「メンデルの遺伝の法則」といった理系の題材が出たり、17年にはstimulationやdissolvingといった中学生には難度の高い単語が注釈なしで出題されたりしている。他の難関校でも、IT分野や社会的テーマを扱った説明文の出題が急増しているという。
20年度から始まる「大学入学共通テスト」では、4技能を測るため民間試験が導入される。高校入試でも、昨年春には大阪府の公立高校が、今春には福井県の公立高校などが、英検やTOEFL iBTといった外部検定試験の活用を始めた。東京の都立高校では、独自のスピーキングテストを早ければ19年度から試験導入する計画だ。いまの中2以降はそれに備える必要がある。
これだけ変化が目まぐるしいと、学校も家庭もついていくのが大変だが、高校入試を突破した先ではさらに大きな変化が待ち構える。高校の新指導要領は、55科目中、27科目が新設や見直しになるなど、大学入試改革の内容を色濃く反映するものになっているのだ。
変更ポイントの一つは社会科の再編だ。これまでは世界史が必修科目で、加えて日本史か地理のいずれかが必修だった。見直し後は近現代の世界史と日本史を合わせた「歴史総合」と、地理に環境や防災の内容を加えた「地理総合」の両方が必修になる。公民科目では18歳選挙権を踏まえ、主権者としての知識や判断力を養う「公共」が新設される。
ポイントの二つ目は、「探究」の重視だ。「古典探究」「理数探究」など新設科目の多くに探究の文字がつく。これまで高校では、小中に比べて知識偏重で、授業も一方的に教え込むスタイルが多いと批判されてきた。探究型へのシフトは、新しい大学入試が問うことになる「思考力・判断力・表現力」を育む狙いがある。
来年度からの移行措置を前に、各高校はカリキュラムの改訂作業に入る。全国高等学校長協会の前会長で「高大接続システム改革会議」のメンバーも務めた都立八王子東高の宮本久也校長は、各大学の入試改革の具体像が見えないまま高校の授業内容を大きく変えることに「不安もある」と漏らす。
「例えば探究型の学習はAOや推薦入試には有利とされますが、大多数の生徒が受ける一般入試で、探究で積み上げてきた内容がきちんと評価してもらえるのか。ある大学は探究型の学習を評価し、別の大学は従来型の知識のみを評価するといった事態になれば、生徒は混乱するし負担も大きい」(宮本校長)
英語で導入が予定されている民間試験も、高校の指導要領とは連動していないため、民間テスト対応のために別の勉強が必要になるのではと懸念する。
「高校で新指導要領に沿った勉強をしっかりやっていれば対応できる入試になるかどうかが、非常に重要です」(同)
新指導要領の全面実施は小学校では20年度、中学校では21年度から。高校は、今の小6が入学する22年度から順次実施される。それまでに解決すべき課題はまだまだある。(編集部・石臥薫子)
※AERA 2018年4月23日号より抜粋
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(超耳)
>開成高校。15年以降、長文読解で「テコの原理」や「メンデルの遺伝の法則」といった理系の題材が出たり、17年にはstimulationやdissolvingといった中学生には難度の高い単語が注釈なしで出題されたりしている。他の難関校でも、IT分野や社会的テーマを扱った説明文の出題が急増しているという。
その二つの英単語程度のものが過去には決して出題されたことがなかったというのなら記事にも納得するのですが……開成高校なら英検準二級・二級程度が要求されてもいいはずですよね。stimulate や solve という動詞を知っている受験生は別段そう珍しくないんでは? 難化しているのこれ?(知っている上で推測できるかという話ではないのかしらん)
恣意的に開成高校を取り上げられいる気配が濃厚です。ただ騙すというわけではなくちゃんと難関校として紹介しているので読み手のリテラシー次第でしょうけれど。でも一部の大人は印象だけ受け取って文字をちゃんと読めないんですよね。(9割くらいでしょうか)
> ポイントの二つ目は、「探究」の重視だ。「古典探究」「理数探究」など新設科目の多くに探究の文字がつく。これまで高校では、小中に比べて知識偏重で、授業も一方的に教え込むスタイルが多いと批判されてきた。探究型へのシフトは、新しい大学入試が問うことになる「思考力・判断力・表現力」を育む狙いがある。
学校というシステムは「教え込む」形をしています。だから「思考力・判断力・表現力」の伸長は難しいんですよね。学力上位層は学校の授業を週3日くらいに減らしたほうがおそらくすべての面において伸びます。「思考力・判断力・表現力」において顕著になるでしょう。大学の研究室でのゼミみたいな形式が取れれば上位層にはたぶんベスト。
でもそれ以外の層にはそもそも「思考力・判断力・表現力」を外部からの刺激によってスティミュレートすることが困難だと思われます。
「思考力・判断力・表現力」の根幹は国語なので小学校国語ですでに手遅れ感が強いですよ。国語をもっと増やして、学ぶことに関心のある層(≠学歴に関心のある層)以外にも強制しないとどうにもならないと思います。リテラシーが現状低すぎるんですから。
家庭で「ついていく」必要などないと思います。
学ぶことに無関心で、努力も足りていないのなら、あまりそれらが必要ない人生の道を探すのがいいのではないでしょうか。その道は私にはあまり多くなくむしろ通りにくい隘路ばかりに見えるのでお勧めしたくないんですけれどね。
他の人に利益をもたらす人材を目指す人には難化は嬉しい話。受益する国民全員にもありがたい話。
現状はほとんどの子どもは勉強時間も、手法もちっとも限界近くに達していません。大勢を抜き去るのもゴボウを抜く程度の難度で可能ですよ。(ゴボウは抜きにくいんですけどね! たやすくはないんです)
新たに対応なんかしなくても成績をうんと向上させることはできます。学校の勉強をがんばることほど努力が正当に報われることは世の中にありません。大丈夫、今の世の中で頑張れる人は不安に思うほどの改革にはなりません。
>ある大学は探究型の学習を評価し、別の大学は従来型の知識のみを評価するといった事態になれば、生徒は混乱するし負担も大きい」(宮本校長)
八王子東高校の校長は無能ですね。
多様性という言葉を知っていても受け止める器がないんでしょう。バカは教育に携わらないで別の道で生きなさい。シッシッ。
「ある大学は探究型の学習を評価し、別の大学は従来型の知識のみを評価する」が正しいんですよ。自分でしゃべっていて気づかないほどバカなんだすごいな。
記者もせめてこの無能発言にだけはツッコミを入れてほしかったと思います。不安を煽る記事のほうが受けがいいんだと推察しますが、バカにしゃべらせて記事で紹介したら記者も加担していることになるんですよ。
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