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2017年10月27日00:07

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経済の市場と資源

経済とは、「資源」から「生産物を生産」し、
「市場(あるいは需要)」に供給する
一連の生産プロセスを意味します。

各生産プロセスの「橋渡し」を
しているのが「おカネ」です。

例えば、綿花から綿製品の販売までの
プロセスを考えてみましょう。

農家が綿花を生産します。
綿花を綿製品工場が仕入れます。

その際に、工場は農家が必要な
(=農家の需要を満たすもの)モノ、
もしくはサービスを所有していません。

というわけで、工場は綿花を仕入れる際に、
農家の需要を満たすことが可能な
「債務と債権の記録」である
おカネを支払います。

農家は綿花生産で手に入れた
「債務と債権の記録」で、
自らの需要を満たすことができます。

さて、工場は綿花から綿製品を作り、
衣料品店に売りました。
(実際はこんなに単純ではないですが)

支払いは、もちろん
「債務と債権の記録」であるおカネで受けます。

衣料品店は、綿製品を消費者に売り、
やはり「債務と債権の記録」を受け取りました。

一連の生産プロセスで、
「綿花の生産」「綿製品の製造」「綿製品の販売」
といったモノ、サービスが生産されている。

このモノやサービスの総計が
「GDP」になります。

上記の例でいえば、綿花という
「資源」が生産されなければ、
工場は綿製品を生産できません。

あるいは、綿製品を仕入れても、
消費者という「市場」がなければ、
衣料品店は販売サービスを生産できません。

「資源」「生産」「市場」

上記三つが経済の基本要素であり、
さらに「生産」は「資本」「労働」「技術」
の三つに分解されます。

「経済の三要素」と呼ぶのは、
資本、労働、技術ですが、
実際には「五要素」なのです。

資本主義において、生産能力が
「投資」により強化されていくと、
国内の「資源」「市場」のみでは
不足する状況になっていきます。

というわけで、欧米諸国(及び日本)が
アジア、アフリカなどに
「資源」と「市場」を求め、軍事力を含む
国力を振るっていったのが
「帝国主義」というわけです。

イギリスはインドを植民地にすることで、
綿花という資源の供給源と、綿製品の市場との
双方を手に入れました。

最も「所得」を生み出す生産(綿製品の製造)
については、自国で独占するわけです。

あるいは、台湾、朝鮮、満州(後には中国関内)を
市場と化した日本に対し、アメリカが
「資源」の禁輸措置を実施(1940年から)。

資源を求めた日本が北部仏印に進駐。

さらに1941年に南部仏印に進駐した結果、
アメリカが1941年8月に「石油」という
決定的な資源の禁輸措置に踏み込みます。

結果的に、1941年12月7日の
日米開戦に繋がるわけです。

資源、生産、市場。

経済プロセスこそが「歴史」を
動かしていることが分かります。
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