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2017年08月20日21:11

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治らない人は一生背負わされる十字架

KinKi Kids堂本剛、突発性難聴回復は「何年かかるかも…」日常生活での困難告白
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=4725212

他人様のことをとやかく言えた義理じゃない。オレ自身この病気にはもう四半世紀弱悩まされている。

それはいきなり、本当にいきなりやって来た。1993/平成5年の07月中旬、朝からいきなり耳鳴りがして何時まで経っても止まらない。会社に行っても治まらない。とうとう昼休みに近所の開業医を訪ねたら…

「突発性難聴。2週間の入院加療が必要」

との診断が下された。

そこでその旨上長に伝えると

「馬鹿野郎!交代もいないのに厄介な病気にかかるんじゃねえ!医者が入院しろと言っても通院で治す位の根性見せんか軟弱ものめ!」

相手にされなかった。

「会社辞めてでも入院しなさい」

医者はそう言った。然し悲しいかなあの頃はバブルがはじけて平成不況が始まったばかり。そう簡単に次の就職先など見つからない。まして当時の勤務地は生まれ故郷を遠く離れ親戚縁者知人等頼りに出来る人物もいない場所。仕方なく勤務を続けやっと入院できることになった時には既に発症から2週間以上経過していた。この病気は発症後14日を経過すると症状即ち聴力が固定化し元に戻らないと聞く。そう、この時点でオレの右耳の聴力は完全に失われた。

全く今で言うブラック企業のパワーハラスメントそのものの話だが当時はまだセクハラがやっと問題視され始めたばかりでこの手の話は闇から闇へ葬られていた。またその会社には労働組合がなくまた代表取締役はじめ役員連中は親会社からの出向組…と言えばまだ当たり障りがないが要は親会社の出世コースから弾かれたあぶれモノの受け皿。形ばかりの肩書で当然現場のことなど知らないしまして現場のスタッフ、正社員もパートもアルバイトも其れを守るって発想はなく使い捨てのチェスの駒以下にしか見ていなかったから病気になった従業員を護るなんて発想はない。実際後年別の上司にこの時の話をしたら

「その時オマエはそれを受容れたのだから会社には何の非も責任もない。てめえで病気になったくせに会社に盾突くオマエは不義者だ」

と言われた。

力量のある連中は見限ってどんどん辞めて行って残ったのは箸にも棒にもかからない様なのばっかり。はたせるかな市場動向を見誤りその会社は左前になりオレも辞めざるを得なくなった。

この病気何が辛いって音の方向が解らないこと。ライブで聴いてもモノラルでしか聞こえない。だから逆に、空を見上げると飛行機のその場所から音が聞こえて来るように見えることがある(本来は光と音の伝達速度の違いから飛んでる飛行機のずっと後方から音が聞こえて来る様に感じるもの)。また視界の外から呼びかけられるとそれが右方向なのか左方向なのかもわからないし聞こえない方の耳元で何か言われても全く聞き取れなかったりする。其れ故に言った言わない話した聞いてないの水掛け論にしばしばなる。

この病気にかかった人には声を大にして言いたい。会社と自分の体とどっちが大事?会社なんざアナタが辞めてもどうにでもなる。もしもアナタが辞めたら困る程の人材なら会社はアナタをぞんざいに扱わない。もしもこの病気を理由にアナタをぞんざいに扱う様な会社なら見限りなさい!

不誠実な奴らのために己を犠牲にするこたぁないよ。
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