■<共謀罪問題>安倍首相が個人攻撃をする国連特別報告者の同僚が“援護射撃”来日
(週刊女性PRIME - 06月07日 23:01)
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(問う「共謀罪」 学問の世界から)空気を読まない者に疑いの目向かう 小澤俊夫さん
■文学者・小澤俊夫さん(87)
「空気を読む」日本人と「共謀罪」が合わさると怖い。
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日中戦争下の中国で小学生だった。陸軍病院を慰問すると、兵隊が「行軍中、道沿いの女子どもはスパイだから皆殺しだ」と手柄話をする。子供心に「人殺しだ」と思ったけど、とても口に出せない。「治安維持法は恐ろしい」と染みついていた。
ところが、北京で評論雑誌を出版していた父は「中国の民衆を敵に回したこの戦争は勝てない」と軍部を批判するから、思想憲兵がいつも家で見張っていた。私は憲兵に指示された父の言いつけで、雑誌の墨塗りを手伝わされましたよ。
戦中に帰国したが、父は竹やり訓練を「馬鹿か」と笑って、所轄の特高課長が毎日家で監視。でも、なぜか無事だった。戦後、父の訃報(ふほう)を知った元特高課長から「真の愛国者だと確信していた」と手紙がきた。この人が父のことを上に報告せずにいてくれたのだろう。
「共謀罪」が怖いのは、何が犯罪か捜査機関の末端が決めてしまうこと。治安維持法と同じだ。父は無事だったけど、父の雑誌の編集員で拷問された人もいた。行き過ぎれば戦時中のように密告社会になるだろう。
密告社会で真っ先に標的になるのが不道徳、不健全、猥雑(わいざつ)なものだ。政府に逆らいそうな者、空気を読まない者に疑いの目が向かう。表現の自由や豊かな文化にとっては致命的だ。
口承の昔話を研究すると、権力批判や金持ちを出し抜くストーリー、悪知恵や色話は世界共通。人間の本当の姿だからだ。興味深いことに、思想統制が厳しい国でフィールドワークをすると、昔話が政府の都合のいいように改変されていたりする。治安維持法におびえる戦時下だったら、果たして今のように豊かな昔話を研究できたか。
多様な言論が無くなると、国全体が狂気に包まれる。兵隊の残虐な自慢に衝撃を受けた私も、終戦前は軍国少年。日記を読み返すと、ドイツ降伏を「神はヒトラーを見放したのか」なんて嘆いている。恐ろしいね。思想統制の先にはそういう不幸が待っていると、私は思う。(聞き手・後藤遼太)
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おざわ・としお 筑波大名誉教授で、専門はドイツ文学。口承文芸学者としても知られ、昔話研究の第一人者。弟は世界的指揮者の小澤征爾さん、息子はミュージシャンの小沢健二さん。
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上記は、今朝の朝日新聞に掲載された、文学者の小澤俊夫さんの「(問う「共謀罪」 学問の世界から)空気を読まない者に疑いの目向かう」という記事の全文である。
わたしが小澤俊夫さんの話で最も注目したのは、下記の個所である。
�燹峩λ添瓠廚�怖いのは、何が犯罪か捜査機関の末端が決めてしまうこと。治安維持法と同じだ。父は無事だったけど、父の雑誌の編集員で拷問された人もいた。行き過ぎれば戦時中のように密告社会になるだろう。/ 密告社会で真っ先に標的になるのが不道徳、不健全、猥雑(わいざつ)なものだ。政府に逆らいそうな者、空気を読まない者に疑いの目が向かう。表現の自由や豊かな文化にとっては致命的だ。��
安倍政権が「共謀罪」を新設しようとする狙いは�爛謄輕瓢澂瓩砲覆い海箸蝋餡颪�この法案にかかわった自民党国会議員の発言からも明らかである。
わたしは、繰り返し引用しているが、九州大学名誉教授の内田博文氏の次の言葉こそ、「共謀罪」を新設しようとする安倍先見の真の狙いがあるように思われてならない、
「いざ憲法を改定し、今以上に世界中に軍隊を派遣できるようにする時には、反対者がもっと広範に出てくるだろう。それを徹底的に取り締まる法律が必要になる。その時に共謀罪は、その気になればいくらでも使える。そういうふうにできているというのが要点である。」
安倍政権は、「特定秘密保護法」「戦争法制(安保法制)」の際の、国会前で繰り広げられた市民によるデモ活動に�犇式勠瓩魎兇犬討い拭O�日、市民によるデモ活動の様子はマスコミで取り上げられ、その報道によって安倍政権は国民の声を�猝技襪径海韻覦�者�瓩箸いΕぅ瓠璽犬�広く国民に植えつけられることを恐れたのである。
安倍政権にも�牾惱�能力�瓩�あり、このような国民の声をいかに封じ込めるのかというところで、この「共謀罪」が必要になったのである。
自民党の石破茂は、�犹毀韻砲茲襯妊盂萋悪瓩鬮爛謄躪坩扠瓩斑把蠅靴拭�
沖縄で繰り広げられている米軍新基地建設反対運動もこの「共謀罪」の対象となり、市民によるデモ活動も�爛謄躪坩扠瓩箸靴銅茲蠶�まれるのである。安倍政権がこの「共謀罪」新設の狙いは、市民による�猗神�府的デモ活動�瓩諒鵑幻通椶任△蝓↓猝閏膽腟舛稜鵬��瓩砲曚�ならないのである。
わたしは恩師・原野栄二先生から�犲0属飮�法下の日本社会の空気�瓩砲弔い討い蹐い蹐箸�話を聞いてきた。原野先生ご自身、�犲0属飮�法の犠牲者�瓩琉貎佑世辰燭里任△襦8玉鄒萓犬蓮∪鐐阿瞭�本社会における自由にものが言えない息苦しさをよく話してくれた。小澤俊夫さんの記事は、わたしに原野先生からお聞きしていた話を思い出せてくれた。
そうして原野先生から戦前の自由にものが言えない息苦しさを聞いてきたものとして、そのことを少しでも発信することがわたしの、原野先生から託された私の使命だと考えている。
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