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2017年01月10日22:30

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高橋良輔 誕生日記念!大河原邦男が語るスコープドッグデザイン秘話

高橋良輔の誕生日は明日!
その誕生日記念第2弾として氏が監督した装甲騎兵ボトムズに登場する主役(?)メカ スコープドッグのデザイン秘話を、デザインした大河原邦男の書籍から引用。

(以下引用文)
私の理想のロボットとしてデザインできたのが『ボトムズ』に登場するスコープドッグです。
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田宮模型(現:タミヤ)のジープや装甲車などミリタリーのプラモデルの横に置いても違和感のないリアルなデザインです。

プロデューサーから「ジープ感覚みたいなロボットで作品を作りたい」と高橋良輔監督が言っていると聞きました。

その話しを聞いた時、以前に作ったメカがふと頭をよぎりました。81年頃でしょうか。こんなメカがあったらいいなと思って、モックアップを作っていたんです。
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もちろん誰にも頼まれてはいません。
描くのは嫌いだけど、造るのは大好きな物で(笑)。

話しを聞くと、そのメカがイメージに近かったので、手元にあったモックアップをプロデューサーに託し、高橋監督に見せて貰いました。
私の理想と監督の世界観が一致しており、『ボトムズ』が生まれました。

高橋監督は1943年生まれ、私は1947年生まれ。
お互い、終戦前後の生まれです。
その頃は進駐軍が東京にもけっこういました。
道も整備されていないから、穴ぼこだらけ。
水たまりにジープの油がギラギラと照り返っている。
「ボトムズでは、ああいう世界観を作りたいんだよ」と、高橋監督は言っていました。

ただ、監督との世界観は一致したけれど、スポンサーとはなかなか一致しませんでした。
問題はスコープドッグの頭でした。
高橋さんとは『ダグラム』でコクピットを頭部に据えたメカを作ったので、どうも人間っぽい顔のメカを作る気になれなかった。
それで顕微鏡のターレットをセンサー代わりにつけたんです。
広角と望遠、精密照準用を使い分けると、リアリティと同時に「表情」の演出もつけられる。

スポンサーは『ダグラム』と同じタカラでした。
タカラ側は「格好悪い、この頭は何?」と嫌がっていた(笑)。
それでもなんとか説得して渋々受け入れてもらいました。

『ボトムズ」に関しては、OVAなどで新作が生まれても形は30年間変わらない。
『ガンダム』は、時代によってそれぞれのガンダムが生まれるんですが、『ボトムズ』は装備が変わったくらいです。
結果的に、監督と作った世界観はよかったと思っています。
(以上引用終わり)

なるほど、ボトムズの世界観は高橋監督が幼少の頃に観た進駐軍のジープから来てた訳か・・・。
そして、あのような荒涼としたむせる世界観になった訳だ!(笑)
しかし、大河原氏も、顕微鏡のターレットをつけることでスコープドッグの表情を表現したとは、流石!
ターレットの回転でなんとなく表情が変わってるような気もする。
にしても、スコープドッグのデザインは最初スポンサーに嫌がられてたとは・・・(苦笑)
確かにヒーローっぽいデザインとは言い難いし、子どもがこれを好むか?と問われれば?だし、解らなくもない・・・・。
そのせいか、ボトムズのファンは小学生よりも中学生以上が多かったのではなかろうか?(筆者はリアルで見ていないので解りかねるが・・・)

現在、筆者も装甲騎兵ボトムズは某CSチャンネルにて1話から順に視聴中。
最後まで楽しみたい。
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