公開から少し時間が空いてしまったが、東映アニメーション創立60周年記念作品(と言っても、製作に5年もかかったのだから、これを記念作品とするのもどうかと思うが)「ポッピンQ」をやっと見てきた!
筆者の住む地域では今週が最後の公開日だったらしく、まさにギリギリ観る事が出来たと言った具合(もう、朝と夜の2回しかやっていなかった)。
これを知らずにダラダラしてたら、折角買った前売り券が無駄になるところだったから本当に危なかった・・・・。
ポッピンQのストーリーは以下の通り。
スト―リー(パンフレットからそのまま抜粋)
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通過点でしかないと思っていた卒業式を眼前に控え、
中学3年生の伊純は前に進めずにいた。
そんなとき、海で、美しく輝く”時のカケラ”を拾った伊純は、
不思議な世界”時の谷”へと迷いこむ。
そこで、同い年の、蒼、小夏、あさひ、
”時の谷”に住み、”世界の時間”運営をつかさどるポッピン族と出会う。
”時の谷”と”世界の時間”が今まさに崩壊の危機に瀕していた。
危機を脱するには、伊純たちの持つ”時のカケラ”を集め、
心技体を一致させたダンスを踊り、祈りをささげるしかないという。
また、”時の谷”にいられるのは僅か10日間、
それを過ぎると二度と自分達の世界に変える事が出来ない・・・。
迫りくる危機と、初めてのダンス、ポッピン族のダンス指導に戸惑う伊純たち。
そんな中、ダンス経験者の沙紀が現れるが・・・。
”時のカケラ”に導かれた5人はダンスで世界を救えるのか?
そして、無事に卒業できるのか?
前に進むための、少女たちの物語がはじまる・・・。
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作品の感想だが、東映アニメーションオリジナル作品(東堂いづみ原作)で、一応は60周年記念を名乗ってるだけあって、おじゃ魔女どれみやプリキュアシリーズなどの東映アニメ女児向け作品のテイストを上手く引き継いでるようにも見えた。
それだけに、これらの作品を見てきた筆者としても感慨深い物を感じたし、この時点での総決算的作品のようにも思えた。
監督はプリキュアシリーズでCGダンス映像を担当してきた宮原直樹(これが長編作品初監督)だが、プリキュアでのノウハウをこの作品でも上手く活かしているようにも感じた。(ただ、キャラデザインはプリキュアと被らないように注意したとのことだが・・・)
そういう意味ではプリキュアシリーズの遺伝子を継いだ作品とも言えるし、プリキュアファンも楽しめる物があるような気がする。
また、東映女の子向けアニメのテイストだけでなく、時の谷や世界の時間の複雑で少し不思議な設定は何気に藤子F不二雄のSF的な感覚を受け継いでいるのかな?と思ったり(因みに、藤子FのSFはサイエンスフィクションではなく、少し不思議のイニシャルの略らしい)。
ただ、この作品1本の作品の中では描かれない事も多く複雑な設定を詰め込み過ぎてる気もするために、1回観ただけでは完璧に理解することが出来ないのも難点。
おまけに、明らかに端折ってると思われる描写も見えたため、全体的に詰め込みすぎな感じも否めない・・・(同時に展開した小説やコミカライズで補完はされてるらしいが・・・)
どちらかと言えば、1クールのTVシリーズとして描いた方がもっと面白くなったかもしれないのが正直な感想・・・・、とは言ってもラストのあの描写からしたら、次に作られるのは本作のTVシリーズではなく続編の方かもしれないが・・・。
言ってみれば、本作はあくまで序章に過ぎなく次に作られるであろう物語が本番と言う事か?
まあ、設定が複雑になりすぎたと言う部分はあるが、卒業を間近に控えた女子中学生の成長譚に焦点を絞っているため、純粋にジュブナイル映画としても娯楽作品としても楽しめると思う。
監督や他のスタッフも言っていたが、会社しかり学校しかり人間関係に悩まされてる人には是非観て欲しい作品とも言える。
何かしらの答えが見えてくるかも?(まあ、人それぞれではあるがw)
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