mixiユーザー(id:157948)

2016年12月30日15:46

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「野垂れ死に」は死語か、いい社会になりましたね

 こんな社会に誰がしたのでしょう? これからどうなってゆくのでしょう?
 「野垂れ死に」「野ざらしのしゃれこうべ」などいう語が身近だった頃が千年も昔に思える時代になりましたね。誰の役に立たず金銭も持たない人でも生きる方策が立つ。
 こんな社会に誰がしたのでしょう?
 今生きている私でも誰でもありません。祖先たちの努力の賜物だと思います。そして残念ながら世界の経済格差のおかげである側面も否定できません。きつい労働をしていながら我が国の何十分の一かの賃金しか支払われていない人々がいまこの瞬間もいて、私たちは格差を富として享受している事実があります。
 問題が今あることと、過去と比べて問題が減っていることとをまぜこぜにしては決していけませんよね。そういうことをやらかす人は「このバカ」と言われて一蹴されるといいと思います。思うぶんには構わないのですが口に出したらバカにされ、非難されて顧みられることはない。そういう社会が素晴らしいと思います。考えなくてもいいし学ばなくてもいい。そんな自由が認められる社会のほうが(そっちを選ぶ個体がわずかにいることは残念ではあるけれども)健全なんですよね。

>東京都と千葉県の宿泊所では年間150人以上が死亡退所

 2都県だけで年150人という数が、こうして救われているのだなあ。人口比で考えると全国では十倍近くの数があるのかもしれません。1000人から1500人の間くらいでしょうか。それだけの人がぎりぎりのところで社会の内側にとどまって最期を迎えることができる。
 安心します。
 私自身だって、事故とか災害とかでなにもかもを失うかもしれない。他人の情けにすがって最低限度のギリギリで生きることになるかもしれない。そうであっても救いがある。野垂れ死にして野ざらしのしゃれこうべにならずにすむ道がある。


◆

無料低額宿泊所で年150人死亡
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4364989

 生活困窮者の一時的な滞在施設としてNPO法人などが運営している「無料低額宿泊所」で入所者の死亡が相次ぎ、東京都と千葉県の宿泊所では年間150人以上が死亡退所していることが分かった。他の自治体は死亡例を調べておらず、実際の死者が更に多いのは確実だ。劣悪な住環境や一部の貧困ビジネス業者の存在が問題視されている宿泊所が、社会的弱者の「ついのすみか」となっている実態が明らかになった。

 国は宿泊所の死亡退所者数を把握していない。情報公開請求や取材に対し、東京都、八王子市、千葉県、千葉市、船橋市が調査結果を明らかにした。管内には2015年時点で計231の宿泊所があり生活保護受給者ら計約6600人が入所している。ほとんどが男性とみられる。

 都と八王子市の施設で退所理由が「死亡」とされた人は12年以降、年間90人前後おり、累計で281人に上る。

 千葉県と千葉、船橋市では10年以降、年60〜80人、累計372人が亡くなっていた。居室で死亡した人のほか、病院搬送後に死亡確認された例や短期間入院して亡くなったケースも含まれている。

 都はガイドラインで入所期間を原則1年、千葉県は原則3カ月と定めているが、1年以上の入所者の割合は都管轄施設で約5割、千葉県管轄施設で7割超に上る。65歳以上の割合も都で4割、千葉県で5割を超えており、長期入所と高齢化を背景に死者が相次いでいる。

 船橋市の宿泊所で死亡退所した19人は全員男性で、死因はがんが最多の8人。平均年齢は67.8歳、平均入所期間は4年8カ月で、最高齢は80歳、最長入所期間は8年7カ月だった。

 都内では毎年、病院退院後に行き場がない人が600人前後入所し、介護施設などに入れず宿泊所で1年以上待機している人も100人前後いる。退院患者らを含め、9割超が福祉事務所の紹介で入所しており、医療や介護サービスを十分に受けられない人を宿泊所に送り込む行政の姿勢も問われそうだ。

 宿泊所を運営するNPOの担当者は「入院が長くなると診療報酬が減らされるようになった結果、10年ほど前から退院先として宿泊所が利用されるようになり、長期的な生活支援や介護が必要な入所者が急増した。制度と実態に矛盾が生じている」としている。【大場弘行、山本将克】

 ◇退所促す取り組みを

 日本福祉大の山田壮志郎准教授(社会福祉学)の話 事業者にとって生活保護受給者は顧客であり、入所が長くなるほどもうかると考える運営者もいる。行政も受給者が宿泊所に集まっている方が状況を把握しやすく、アパートへの転居には税負担が必要なため退所指導に消極的だ。大半の宿泊所には福祉や医療の専門スタッフがおらず、高齢者が適切なケアを受けられない事態が生じている恐れがある。国や自治体は、退所を促す取り組みや退所後の受け皿作りを強化すべきだ。

 【ことば】無料低額宿泊所

 社会福祉法に規定されている届け出制の社会福祉事業の一種。国は通知で生活困窮者が自立するまでの「一時的な起居の場」と定めている。国の調査によると2015年時点で全国に537施設あり、入所者1万5600人のうち約9割を生活保護受給者が占める。大半の宿泊所は保護費の7〜8割を宿泊料や食費などとして徴収しており、約4割の施設では、個室の面積が国の基準の7.43平方メートル(約4畳半)を満たしていない。

◆

(超耳)

 先程の言葉を翻すようですけれど。
 問題が過去と比べて減っていることと、現在問題が「ある」ということとも混ぜてはいけないと思います。
 懸念されるのは生活困窮者が増えるだろうこと。少子高齢社会というのは恐ろしいことですね。困窮者の数を2倍、3倍した図が私たちの未来です。
 支え続けられるでしょうか?
 子どもは0歳でしか生まれてきません。だからあと20年以上は苦しいことが確定しています。出生率の改善もあまり見込めませんからその先も楽になりにくいでしょうね。
 少子高齢化はほとんどなにもかもを悪くします。
 産める立場にある方々にはどうか人口減にならないだけの子を産み育ててもらえたらなあ……と願います。

 かつてゆとり教育などというダメな制度が社会のマジョリティによって歓迎されて実施されてしまいました。最初からダメなことはわかりきっていたのですけれど。あまり物を考えない、角を矯めて牛を殺すタイプの人が国民に多かったのかもしれませんね。少なくとも政治の場には多かったし文科省にもいたわけです。
 今も独身を礼賛する風潮とか子どもにお金がかかるから子どもを持たない方がいいだとかいう意見だとかがまかり通っている感があります。愚かで話になりません。(子どもを持ちたくても持てない事情があるという話とは違うことを言っています、念のため)

 必ずいつか手痛い教訓とともに思い知ると思います。
 ほんとうは今もわかりきっているのですけれどね。ダメな考え方というのは最初からダメであることくらいは。

 できればこれまで同様これからも、困窮者が社会の内側ギリギリのところにいられる社会でありますように。
 たぶん続かないんですけれどね。子どもが少ないせいで。
 ふたたびやってくる野垂れ死に、野ざらしのしゃれこうべの時代にそうなってしまうのは、私かもしれないし、今生きている誰かもしれないのですけれど。
 今あるものが未来にもあり続けるのが当然というふうにはならないのですよね。授業時間を減らしても中位層・低位層の学力が維持できるなんていうことは最初から幻想とわかりきっていたのと同じ。
 不安が残ります。そして、今の時代の豊かさと幸せがもうじき去るだろうことに、悲しい気がいたします。

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