1985年、ダブリン。両親の不和と経済的理由から転校を余儀なくされた15歳のコナーくん。新しい学校では、いじめや厳しい校則が待ち受けていた。絶望を胸に登校を続けるが、ある時、学校の前にいたモデルのラフィーナちゃんに一目ぼれ。「バンドやってて今度MV作るんだけど出演しない?」と大胆な嘘をカマしてしまう。というわけで、転入生でありながらもクラスメートに声をかけ、バンド結成に奔走するコナーだったが…
という、青春ノスタルジー映画の秀作「シング・ストリート 未来へのうた」を観ました。デュラン・デュランやa-haなど、当時の音楽・ポップカルチャーが懐かしくて愛おしくなる作品。まさに今の40代にはツボな映画なんですが、オリジナルの曲も素晴らしいのです。
しかし、コナーが結成したバンド〈シングストリート〉の曲と演奏が素晴らしすぎるのが実は最大の欠点。まず、コナーら学校内の異端児たちが「楽器が普通に巧い」というのがデフォルトになっていて、どうしてもリア充に見えてしまっている点。イケメンでボーカル&ギターを決めるコナーに、全く15歳時の自分を重ねられない!ダメ兄貴(なんだけど最高!)なブランドンのほうが感情移入しやすいんですよ。そこが残念だったかな。
とは言いつつも、サントラ購入も検討してしまう、「ストレイト・アウタ・コンプトン」と並ぶ、今年イチオシの音楽映画と評価しておきます。オススメ!
ログインしてコメントを確認・投稿する