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2016年06月12日18:01

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文化財として見るのか?遊具として見るのか?

大井川鉄道 SL専用の客車導入
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4038979

>>http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1953355648&owner_id=18118933

実は今朝ほどこの様に記した。SLがまだ現役だった時代、当時はまだガキだったとはいえあの時代をリアル体験しているおじさん[鉄]としては、エアコン装備の窓も開かない客車なんて邪道と言いたいところではある。
(あの当時しかし、エアコン完備で乗り心地も良い客車を使ったSL列車ってのも無かったわけではない。所謂ブルートレイン、その第一世代が登場した頃は基軸動脈幹線と雖も末端区間は未電化で、特急列車と雖もSLのお世話になっていたところは結構あったのだ)

ただ、文化遺産として見れば邪道ではあるが果たして今観光用に走っているSL列車を文化遺産、産業遺産、技術遺産として受け止めてくれる人はどれだけいるのだろう?
一部の研究者や学識者を除けば皆無に近かろう。何しろ[鉄]ですらそれがわかっていないのがいる位だから(それでも[鉄]か!と言いたくなるよ)。

大井川に観光で訪れる人々の大多数はあれを先人から受け継いだ遺産だとは思っていない。遊園地のアトラクションの一つ位に捉えている。だから「エアコンがない」など[とんでもないクレーム]をほざいてくるのだ。
(でもそれって…神社仏閣にエアコン求める様なもんじゃないの?と思うのだが)

前回の拙日記でも触れたが、大鉄の客車は確かに新しいとは言えない。あの中で一番新しいものでもおそらく1955(昭和30)年、最古参ともなると1939(昭和14)年。皆いい年こいた[お婆ちゃん]達だ。事実旧国鉄に残った連中は悉く引退している。JR東日本では大掛かりな「若返り手術」を行って今もイベントに走らせてはいるがたまに動かすのが関の山だ。

大鉄の場合速度も遅く距離も短いとはいえ日々走らせれば手入れも必要になる。消耗部品の交換も必要になるが今とは規格が違うもの、今では手に入らないモノも珍しくない。また、当時は最新鋭で且つ容易に手配できた部品が今では非効率で規格外となり手に入らないなんてものもある。現有客車をこのまま使い続けようにもいずれそう遠くない将来[�哨如�]はやって来る。

今回の車輛導入は邪道であるという認識は変わらないがしかしでは王道はあったのか?王道は選べたのか?となると強ちYESとは言えない。次善というか次々善というか、窮余の一策の類と言えよう。

アトラクションと化した[トーマス]限定なら甘受しよう。しかしそれ以外の列車に於いては出来るだけ列車としてもあの時代の姿を残したものを続けてほしい。

SLだけじゃない。客車も、そして沿線の人々の日常の足になる電車たちも、更には駅舎や地上設備も含めて全てが文化遺産・技術遺産としての価値があるのだから。

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