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2016年05月05日00:12

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蒼き地獄に堕ちた勇者ども28:記者ミカエル・ブルムクヴィストと、炎の女リスベット・サランデル!


ストックホルム。雑誌〈ミレニアム〉の記者ミカエル・ブルムクヴィストは、実業家ハンス・ヴェンネルストルムが組織犯罪に関わっているという記事を書き、逆に名誉毀損で告訴されてしまった。そして敗訴した彼は、60万クローネという賠償金を支払う羽目となる。失意のどん底に落ちたミカエルだったが、そんな彼の元にフルーデという人物から電話がかかる。フルーデは、スウェーデンで最も有名な財閥ヴァンゲル社の顧問弁護士。なんでも、社の総帥ヘンリック・ヴァンゲルが仕事を依頼したいらしい。フルーデはあらかじめ探偵社に依頼してミカエルを身上調査しており、信頼できる記者であると確信を得ているようだ。ミカエルはフルーデに導かれ、ヴァンゲル一家の住むヘーデスタという町に赴いた。ここで老いたヘンリックと面会した彼は、40年前に起きたハリエットという娘の失踪事件を解決して欲しいと頼まれる。報酬はハンス・ヴェンネルストルムを確実に有罪に出来るネタ。ミカエルは〈ミレニアム〉に復帰して記者としての信頼を回復するため、ハリエット失踪の謎に挑むことになる。


ヴァンゲル家は少々複雑だ。40年前の一家は、リカルド、ハラルド、ヘンリックという三兄弟の家族で構成されていた。リカルドは早くに死んでおり、ハラルドはナチかぶれで隠遁していて、ヴァンゲル社はリカルドの息子ゴッドフリードが、ヘンリックと共に動かしていた。しかし1965年にゴッドフリードが溺死してしまい、一家も社も一切をヘンリックが継ぐことになる。ゴッドフリードが遺した、当時高校生だったマルティンとハリエットという兄妹も、ヘンリックが引き取って育てることになる。ヘンリックは2人を実の孫のように寵愛し、またハラルドの2人の娘セシリアとアニタも、歳が近いハリエットとは仲良しであった。

事件は1966年9月に起こった。その日はヘーデスタの祭の日で、ヴァンゲル一家の全員がヘンリックの家に集っていた。昼、町中にパレードを見物に行ったハリエットだったが、帰宅してから塞いでしまい、ヘンリックに何か相談したい様子だった。ヘンリックは特に問いただすこともなく夕食の時間を迎えるが、食卓にハリエットの姿がない。部屋には貴重品も服もあり、家出ではないようだ。夜9時過ぎから警察がヘーデスタじゅうを本格的に捜索したが、結局ハリエットを発見できなかった。家出でなければ、誘拐されたか殺害されたかしかない…

ミカエルは、現在ヴァンゲル社の社長を務めるマルティンから援助を受け、未だヘーデスタに住むセシリアや、ロンドンで暮らすアニタや、捜索に当たった警察官らから当時の状況をインタビューするが、収穫は得られなかった。また、ハリエットが残した遺留品の中から日記と思しきメモ帳を発見するが、イニシャルと4桁の数字の羅列だけで意味不明だ。八方塞りとなったある日、敬虔なクリスチャンであるミカエルの娘ペニラが陣中見舞に訪れた。彼女の言葉で、4桁の数字が聖書のレビ記にある章と節の番号であることに気がついたミカエルは、さらに詳しく調べるため、アシスタントを雇いたいとフルーデ弁護士に申し出る。するとフルーデは、ミカエルの身上調査を行なった「凄腕」の探偵を紹介してくれた。探偵の名はリスベット・サランデル。まだ23歳という若さながら壮絶な過去と心の闇を抱え、龍の刺青を全身に入れた不気味な女だった…

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「ドラゴンタトゥーの女」。ご存知〈ミレニアム〉3部作の一作目をハリウッドリメイクした作品。「セブン」のフィンチャーらしい暗く鬱々とした世界観が良かったですね。リスベットが調査に参加してからスウェーデン国内で起きていた女性連続殺人事件が明らかになり、ハリエットもその被害者の1人ではないかという疑いが浮上します。果たしてミカエルとリスベットは事件を解決できるのか?というミステリーなんですが、複雑な話をわりと綺麗にまとめていた印象ですね。

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「キャロル」後に見返すとルーニー・マーラの華奢具合が際立ちますし、007とは全く違う雰囲気でオッサン化したクレイグも巧かったと思います。



(ブルーレイのみ所有ソフト:67枚目)

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