ワゴン車衝突で5人死傷 北海道
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他山の石なんて言っては不幸にも亡くなった方々に失礼かも知れない。然し同じく介護業界の末席を穢す身にしてしかも、デイの利用者さんを送迎する業務も受け持つ身としてはとても他人事とは思えないのだ。
前の職場での話だが、送迎車はあくまで法定速度厳守。たとえ実勢速度に逆らう形になっても利用者さんの安全を最優先にと言われていた。
若い人なら少々の急加速も高速運転も、それによって生じる重力加速度にも耐えられるが、介護サービスを受ける様な高齢者にはそんな些細なことでもダメージになり得る。故に慎重な運転が要求された。
また、送迎コースによって使うクルマも変わった。
道幅に余裕があり多くの利用者さんを効率よく送迎できるコースならワンボックスのワゴン車(キャラバン・ハイエース等)、道幅に余裕はあるがそのコースの利用者さんはあまり多くない場合はミニバン(フリード等)や2BOX(ポルテ・キューブ等)、更に道幅が狭かったり転向し辛いコースには軽自動車(アルト・タント・ワゴンR等)を用いた。いずれも車いすでの乗り降りができる仕様のクルマだ。
本州西端の比較的温暖な当地だがそれでも山間部では稀に積雪がある。冬季はスタッドレスタイヤは必需品だ。
さて本件。この送迎車はスタッドレスタイヤなどは履いていたのだろうか?まさかこの時期の北海道で夏タイヤのままってことは無かろうがもしもタイヤを変えていなかったら施設側の管理責任も問われるかも知れない。
また、勤怠管理も適切だったのか?本件第一当事者はまだ若い20代。確かに少々の無理は利くだろうがそこに落とし穴はなかったのか?まさか夜勤明けでそのままってことはないよね?
(ウチの職場でも利用者さんの送迎に夜勤明けの職員は原則行かない。やはり体力低下・疲労蓄積から事故のリスクが高くなるからだ)。
オレ自身同じ業務を受け持つ身として更に安全運転に心するのは言うまでもないが、ご同輩諸氏も同意見だろうね。
今回不幸にも落命したお三方には謹んで哀悼の意を表しお悔やみを申し上げる。また負傷された方にはお見舞い申し上げる。
若い身空で重い十字架を背負ってしまった青年の今後を思うとやりきれない話ではある。
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