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2015年11月13日15:48

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LED、寿命10万時間の謎。

幸せのヤドリギ装飾も 表参道ヒルズに高さ8メートルの巨大ツリー
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3698114

まあ、例によって記事は借りただけ。

LEDの寿命は10万時間と言われることが多い。
最近は厳密な表現がなされるようになってきて、
商品によっては2万〜5万程度に落ちてきている。
しかし、それでもなお、腑に落ちない。

LEDには定格があるが、その扱いが電球とは少し違う。
電球の場合、定格を超えて運用することはなく、
低い方も定格110Vを100Vで運用する程度で、1/2とか1/10で常時運用する場合は、
普通はより小さな定格の電球を使う。

一方で、LEDの場合の定格は、
「効率や発光・色温度を示す時の基準」という意味でしかない。
例えば、CREE社のXM-Lの場合、最大3Aを3.3Vほどの電圧で流せるので、
ほぼ10W LEDだが、定格電流は700mA、2.3Wに過ぎない。

このLEDの寿命とは、「定格で」「理想的な放熱環境で」放置した場合の理論値だ。
理想的な放熱環境というのは、LEDの温度を25度程度にキープした状態のことで、
これを実現するのは極めて難しい。
ものすごく大きなアルミニウムや銅の板の上にLEDを乗せても、瞬間的に100度以上まで温まってしまう。
現実的に、理想的な放熱環境というのはありえない。

現実的なLEDの寿命は、3000時間ほど以下ではないか。

http://akaricenter.blog.jp/archives/52113129.html
この記事を参考にすると、6年間仕事でLEDを使い、寿命に至っている。
このライトの電源は、(安くても)2個で600円ほどかかり、1時間しかもたない。
したがって、1日に何度も電池を交換して使うというのは、公費であっても考慮しづらい。

365日*6年間*(5日/7日)*1時間/1日=1564時間
ちなみに、938400円・・・。
現実的な数字ではないが、公費で落ちるもんなのか、コレ・・・。

計算の推測誤差を倍、悪い方に見ても、とても万単位の時間は出てこない。
しかも、記事では「明るく点灯しない」まで使われている。
定格寿命の規定である「70%まで低下」とは、
一般的な感覚では新品と比較しない限り認識しづらい程度の低下だ。

家庭用の場合、大げさな放熱フィンが切られていたりするが、
ほぼ力不足と見ていい。
LEDは200度ほどまで加熱されているはずだ。
広大な金属板においてさえ難しい放熱を、家庭用電球のサイズで行うのは無理がある。
しかも、アウトプットで800ルーメンを出すのであれば、
10WクラスのLEDが最低限必要で、定格の4〜5倍という電流を流すことになる。
コスト競争にさらされる家庭用電化製品に、より余裕のある高価なLEDを採用しているとは考えにくい。

もし仮に3000時間前後で寿命を迎える場合、
定格寿命が1000〜2000時間の白熱電球との差はぐっと縮まる。
ランニングコストを計算するとまだLEDの方が優位ではあるものの、
唾棄すべきほど白熱電球に罪はないように思う。

技術者であれば、このような内容にはすぐに気づくし、日本の家電メーカーの技術者は馬鹿ではない。
LED商品のパッケージを読むと、「LEDの定格寿命:40000時間」などと書いてあり、
製品そのものの寿命ではないことがわかる。

でもさーこれってさー、詐欺くさくねえ?

そんな、懐中電灯マニアの独り言。

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