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2015年09月16日21:34

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水曜クビクビ日記338:「キングスマン」&「天空の蜂」

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ロンドン。低所得層地域に住む無職の若者エグジーは、ある日クルマの暴走行為で逮捕された。ママは地元のヤクザと同棲しDVを受けているし、幼い弟もいるしでムショに入るわけには行かない。そこで、サービルローの高級洋服店『キングスマン』の仕立人ハリーにコンタクトを取った。17年前、エグジーの父に命を救われたハリーが、困った時には電話しろと言っていたのを思い出したのだ。連絡を受けて現れたハリーは、すぐさまエグジーを釈放させてくれた。そして『キングスマン』に来るようにと誘ってくれるのだった。行ってみると、そこは超極秘諜報組織の秘密基地。殉職した諜報員の補充として新人を探していたハリーは、エグジーをメンバーにスカウトするのだが……


マシュー・ボーン監督の「キングスマン」。コリン・ファースが本格アクションを見せるという物珍しさがウリの作品。といってもそれだけじゃなく、スパイ映画のパロディとしても大いに笑える一本となりました。アーサー役のマイケル・ケインは当然ハリー・パーマー。007ネタはもちろんふんだんです。それだけでなく、映画全般への言及もマニアには嬉しいかぎり。チンピラのエグジーが、「大逆転」も「プリティウーマン」も知らないのに「マイフェアレディ」は見ているというのは私的爆笑ポイント。アタマ花火大会でちらりと映る円形会議室やエグジーのママがドアを破ろうとするシーンは、キューブリックオマージュかな?(博士の異常な愛情、シャイニング)。
その上、ガジェットの使い方も上手いし悪役の造形も良いしで、スパイ映画としてのクオリティも及第点。成長物語に「本物の紳士とは」というテーマもまぶして、アガるストーリー展開で満足でございます。






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1995年8月。愛知県小牧市の錦重工業から、自衛隊に引き渡し予定だった新型ヘリ「ビッグB」が盗まれた。格納庫から、突如遠隔操作で空へと舞い上がってしまったのだ。コクピットは無人だが、貨物室中には見学に来ていた小学生が乗ったままだ。ヘリは敦賀の高速増殖炉「しんよう」の上空まで移動しホバリング。ほどなく、犯人から政府に脅迫文が届く。日本国内の原発を破棄せよ。さもないとヘリを「しんよう」に墜落させる…脅迫を無視しても、燃料が切れる八時間後には当然落下する。政府は増殖炉に墜落事故が起きても放射能漏れはないと断言するが、犯人が大型爆薬を搭載した疑いもある。もし墜落と大爆発が同時に起きれば、果たして炉は無事なのだろうか?付近250キロ四方が大惨事に見舞われる可能性があると、原発開発者・三島は語る。ヘリ内に息子を残してしまったビッグB設計士・湯原は、三島と共に対策を練るのだが…


「天空の蜂」。堤さん嫌いの俺でも、これには及第点を出さねばなりません。でも、かなり運によるものですけど(苦笑)。絶妙なキャスティング、映画化のタイミング、どれもが上手くいったのが勝因。特に三島のキャラがいい!息子の背中に書かれた文字が映ったとき、俺でもウルっときたもんね。江口さんのキャラは統一感がなくてちょっと減点。セリフがクサいのも原田映画で免疫ついてるし、気にならなかったですね。ま、料金並みに楽しめる一本。


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