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2015年06月24日12:16

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「みるく世がやゆら(平和でしょうか)」

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糸満市の平和祈念公園で営んだ「沖縄全戦没者追悼式」では、沖縄県立与勝高校3年の知念捷さん(17)の詩、「みるく世がやゆら(平和でしょうか)」がわたしの心に突き刺した。

「みるく世(ゆ)がやゆら
平和を願った 古(いにしえ)の琉球人が詠んだ琉歌(りゅうか)が 私へ訴える
「戦世(いくさゆ)や済(し)まち みるく世ややがて 嘆(なじ)くなよ臣下 命(ぬち)ど宝」
七〇年前のあの日と同じように
今年もまたせみの鳴き声が梅雨の終(おわ)りを告げる
七〇年目の慰霊の日
大地の恵みを受け 大きく育ったクワディーサーの木々の間を
夏至南風(かーちーべー)の 湿った潮風が吹き抜ける
せみの声は微(かす)かに 風の中へと消えてゆく
クワディーサーの木々に触れ せみの声に耳を澄ます
みるく世がやゆら
「今は平和でしょうか」と 私は風に問う
花を愛し 踊りを愛し 私を孫のように愛してくれた 祖父の姉
戦後七〇年 再婚をせず戦争未亡人として生き抜いた 祖父の姉
九十才を超え 彼女の体は折れ曲がり ベッドへと横臥(おうが)する
一九四五年 沖縄戦 彼女は愛する夫を失った
一人 妻と乳飲み子を残し 二十二才の若い死
南部の戦跡へと 礎へと
夫の足跡を 夫のぬくもりを 求め探しまわった
彼女のもとには 戦死を報(しら)せる紙一枚
亀甲墓に納められた骨壺(こつつぼ)には 彼女が拾った小さな石
戦後七〇年を前にして 彼女は認知症を患った
愛する夫のことを 若い夫婦の幸せを奪った あの戦争を
すべての記憶が 漆黒の闇へと消えゆくのを前にして 彼女は歌う
愛する夫と戦争の記憶を呼び止めるかのように
あなたが笑ってお戻りになられることをお待ちしていますと
軍人節の歌に込め 何十回 何百回と
次第に途切れ途切れになる 彼女の歌声
無慈悲にも自然の摂理は 彼女の記憶を風の中へと消してゆく
七〇年の時を経て 彼女の哀(かな)しみが 刻まれた頬(ほお)を涙がつたう
蒼天(そうてん)に飛び立つ鳩(はと)を 平和の象徴というのなら
彼女が戦争の惨めさと 戦争の風化の現状を 私へ物語る
みるく世がやゆら
彼女の夫の名が 二十四万もの犠牲者の名が
刻まれた礎に 私は問う
みるく世がやゆら
頭上を飛び交う戦闘機 クワディーサーの葉のたゆたい
六月二十三日の世界に 私は問う
みるく世がやゆら
戦争の恐ろしさを知らぬ私に 私は問う
気が重い 一層 戦争のことは風に流してしまいたい
しかし忘れてはならぬ 彼女の記憶を 戦争の惨めさを
伝えねばならぬ 彼女の哀しさを 平和の尊さを
みるく世がやゆら
せみよ 大きく鳴け 思うがままに
クワディーサーよ 大きく育て 燦燦(さんさん)と注ぐ光を浴びて
古のあの琉歌(うた)よ 時を超え今 世界中を駆け巡れ
今が平和で これからも平和であり続けるために
みるく世がやゆら
潮風に吹かれ 私は彼女の記憶を心に留める
みるく世の素晴らしさを 未来へと繋(つな)ぐ」

上記は、その詩の全文である。

1950年代、日本本土全土にあった米軍基地が本土から消えた。
あまりにもひどい米軍兵士に基地住民の怒りによって、当時のアメリカ政府と日本政府とが話し合い、日本全土で起こった�猗進瞳慨霖廊甕親阿鰺泙┐襪燭瓩法�日本本土にある米軍基地を、当時、米軍統治下にあった沖縄に移転することを決めた。

当時の日本の首相は岸信介、現首相の安倍晋三の敬愛する祖父である。その岸信介が当時のアメリカ大統領アイゼンハワーと会談し、日本本土にある米軍基地を沖縄に�牴,敬佞韻覘瓩海箸魴萃蠅靴燭里澄�

現在、沖縄に米軍海兵隊が駐留していることを、中国に対する�猴淹瀘廊瓩世箸い�説が多い。そして沖縄から米軍基地がなくなれば、沖縄は中国領土になってしまうと、ありもしない戯言をネットから拾ってきて、それを実しやかにこのねくしぃに書き込んでいるバカ者も多い。

しかし1950年代、わたしたち日本本土にいる日本国民が�猜瞳慨霖廊瓩魏�縄に押し付けたことには変わりはない。まして沖縄県経済は米軍基地によるのだと未だに書き込むアホもいる。しかし米軍基地が沖縄い剤に占める割合はたった5%未満に過ぎない。それ以上に沖縄の遠浅の美しいピーチを売り物にした観光産業、とくに外資系ホテル業界が沖縄進出が激しく、至るところに大型ホテルが建設されている。そしてそのような大型ホテルができると、その周辺にショッピング施設が建設され、雇用も増加していく。そのようにみると、今や米軍基地は沖縄県経済にとって�猝餡霄圻瓩任靴燭覆い里任△襦�

昨日の沖縄県の平和祈念公園で開催された追悼式典で、あいさつに立った安倍晋三に対して�犁△讚瓩箸い�声が飛んだ。当然のことである。かつて祖父・岸信介は沖縄を�犲里得亅瓩箸靴突僂い拭�そしてその孫である安倍晋三もまた沖縄を�犲里得亅瓩箸靴突僂い茲Δ箸靴討い襦�いや、安倍晋三が�犲里得亅瓩箸靴討發蕕い茲Δ箸靴討い襪里蓮�沖縄県だけではなく、日本国民の生命そのものである。

知念捷さんの詩、「みるく世がやゆら(平和でしょうか)」はわたしたちに問いかけている。今の日本ははたして�猜刃造覆里世蹐Δ��甅牋貘諒刃造箸浪燭世蹐Δ��瓩函�

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