ちょっとわかりにくく感じたものの、こういうことでしょうか?
「脳を食べたためにプリオン起因の病気で多数死んだ」「生き残った者がいて病気への遺伝的耐性を持っているとわかった」。
たぶんほかの危機に対してはあまり有用ではない遺伝子だったんだろうと想像します。でもプリオンには強かった。だから危機に見舞われてそれを持たない個体はすべて死滅して遺伝子を持つ子孫だけが生き残った。
危機や苦難を呼び込んでしまう風習は不幸なことでした。でも生き残った遺伝子は発見につながったという意味で貴重ですよね。私たち個人にももしかしたら同じ働きを持つ遺伝子が備わっているかもしれない(全人類規模ではたぶん持っている個体はいるんでしょう)けれど、病気が蔓延しなければ働いているかどうか誰も気づかないんですから。
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脳を食した部族の研究、難病解明のヒントに
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3462106
[ロンドン 10日 ロイター] - 英国やパプアニューギニアの科学者グループは、蛋白質「プリオン」が原因となる病気の科学的解明のため、かつて脳を食べる習慣があったパプアニューギニア高地の部族についての研究を進めている。パーキンソン病や認知症の治療にもヒントを与える可能性があるという。
かつて親族の葬式にその脳を食べる儀式を行っていたパプアニューギニアのフォア族は、それが主因でクールー病と呼ばれるBSE(狂牛病)に似た病気がまん延したが、やがて病気に対する遺伝的な耐性を身につけたという。
英科学誌ネイチャーに掲載された研究によると、科学者チームはフォア族の研究によって、この特定のプリオン耐性遺伝子を突き止め、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)すべてに有効であることを発見した。
プリオンは感染症の病原体として人間ではCJD、畜牛ではBSEといった死に至る脳症を引き起こす。プリオンが原因で認知症を発症するケースもあり、科学者らはアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患が進行するプロセスを知る手がかりになると考えている。
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(超耳)
>やがて病気に対する遺伝的な耐性を身につけたという。
遺伝子が状況によって都合よく生まれてくるかのような記述だけ、気になります。
そんなことは起こらないんだけれど。
ただ、このような例から学ぶことはできるでしょうね。
ヒトクローンは作ることができないけれど、組織の培養レベルでの実験はできるようになるかもしれない。いろんなストレステストを行うことでほかならぬヒト自身からたくさんの薬や治療法が発見される日も来るのかもしれません。
密林やカブトガニばかりが神秘の源泉ではない。ここ、私たちの中にもずっと気付かれずに眠っていた奇跡や神秘の湧く泉がきっとあるんでしょうね。
持っていないものになら敏感になれるのになー。
私個人もアルコールを分解する神秘を持ち合わせていないし、かかとを地面につけたまましゃがむ奇跡を実現することもできません。ちぇー。(なんでそんなしょぼい例なの!?)
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