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2015年05月16日15:25

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僕は独裁者になる! 第1回 独裁政治のはじめ方

戦後、日本の政治が一番独裁に近づいた瞬間って皆さんわかりますでしょうか。
小泉?安倍?いえいえ、もっとヤヴァイ奴がいたんですよ。
その人物は、本当に天才的な政治屋だと思いました。
割と最近ですが、マスコミもまったく騒がず、むしろそれに驚いたものです。

もったいぶらずに本題に入りましょうか。
それは、2009年の民主党勝利直後の鳩山内閣です。
鳩山内閣は当初70%を超える支持率をもつモンスター内閣でしたが、
その独裁者は鳩山由紀夫ではありません。
内閣の人物でもありません。
小沢一郎です。

なぜ内閣にも入らない小沢が独裁者なのか。
当時彼は、民主党の幹事長として党内の人事権を握っていました。
自民党と違って民主党は単層と言ってよく、
AさんがダメならBさんということが、いろんな意味でできない党でした。
例えば、内閣はAさんに任せて、党内はBさんね、ということができないんですね。
頭は当然すげ替えることができるんですが、実務を担う「優秀な部下」の数が違うんです。
結局、鳩山、菅、仙谷あたりが、党のことも内閣のこともやっていました。
ですので、党の人事権を管理する小沢幹事長は「党内=内閣=政府の人事権」を握ってしまっていました。

民主党勝利からおよそ1ヶ月後でしょうか。
私は戦慄しました。
小沢一郎が、「専任で陳情を受ける」という報道があったからです。

それまでは、陳情はいろんなところで受けていました。
例えば、栃木県に道路をひきたいと思ったら、
1)国土交通省のお役人に陳情する
2)道路族の議員に陳情する
3)栃木県出身の議員に陳情する
と、いうことができました。
ある人物はダメでも、だれかが同情してくれれば、それで要望が通ります。
悪しき慣習ではありますが、権力としては分散していました。

しかし、小沢が「専任で」受けるということになれば、すべては小沢の思いのまま。
栃木県の国会議員だって、陳情を受けて人事権を持つ小沢に睨まれれば政治生命は終わりですから、
表立って受けることはできません。
当然(あると思われる)、それまで各陳情先に分散していた裏の金も、すべて小沢のもとに集まることになりました。
こうして、本来分離なければならないはずの人事と資金と実務の権限を小沢が得たのでした。

この件で何より驚いたのは、権力の監視役を自認するマスコミがまったく騒がなかったことです。
私は当時から民主党を監視することにしていましたので、
なにか批判報道がないかと目を皿にして探したのですが、
「一切」ありませんでした。今探しても、批判の痕跡さえないんですよね。
wikipediaには陳情を一手に受けたことさえ乗っていないんです。
もうね。マスコミいい加減にしろ。

そんな大したことじゃないから報道されなかった?
いえいえ、そんなことは絶対にありません。
人事と資金と実務を抑えた出来事を、「たいしたことない」なんていう人がいたら、
政治に興味持つのはやめたほうがよろしいです。


みなさん、いいですか、独裁というのは、表に立って上手にスピーチするのではなく、
こうやって裏で動き回って足場を固めるんですよ。
いつか、テストに出る時が来るかもしれません。
その時は後悔のない一票を投じてくださいね。


■「平和安保法制」名称で攻防 与野党、イメージに差
(朝日新聞デジタル - 05月16日 05:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3418994
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