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2015年05月08日10:15

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187人もの歴史家が批判していると不安になった方へ。

■歴史「偏見なき清算を」 米の日本研究者ら187人声明
(朝日新聞デジタル - 05月07日 16:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3405462

いつもながら、朝日は報じないのですが、下敷きになっている事件があります。
この声明は日本から米国教科書への抗議が発端になっています。
その抗議に対し、19人の歴史家が反発をして声明を発し、
それを踏まえてこの187人の声明に発展しています。

この日本からの教科書訂正を批判した歴史家19人へは、
別の研究者から批判が提出されています。
その批判を読む限り、少なくとも中核となる19人の歴史家は歴史家としての仕事をしていないことが明白です。

まず、日本が訂正を求めた米国教科書の内容は次のようなものです。

「慰安婦は日本軍の強制連行による20万人の性奴隷だった」
「日本軍は終戦時に証拠隠滅のため慰安婦多数を殺した」
「慰安婦は天皇から日本軍への贈り物だった」

慰安婦問題に関心が強い人は笑い出してしまうような内容ですが、
上の3項目はすべて、「証拠に基づく検証」では事実無根とされているものです。
日本政府による調査ではもちろんのこと、
米政府による調査でさえ証拠は発見されていません。
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270003-n1.html

それにも関わらずこの19人は
「日本政府による米国教科書への抗議は言論弾圧だ」としています。
しかし、証拠に基づかない虚偽・捏造に抗議をする権利は、
政府を含めすべての個人・団体がもつものではないでしょうか。
政府が抗議=弾圧というレッテル貼りは、日本のメディアにも多く見られます。
日本人や日本政府には言論の自由はないのでしょうか。そんなわけはありません。

これに反論したのが、日本歴史研究学者ジェーソン・モーガン氏です。
彼は博士課程ですので、19人の歴史研究者よりは立場が弱いのですが、
彼の発言は学者よりもよほど科学と学問に則ったものです。

・19人の学者は慰安婦に関する日本政府の主張を言論弾圧と非難するが、
 その非難の根拠となる事実をまったく明示していない。
・彼らは日本の吉見義明氏の研究をほぼ唯一の論拠として採用。
 しかし、吉見氏は慰安婦の強制連行の証拠がないことを認めている。
 (証拠がないのに書くんじゃないよ、吉見さん)
・吉田清治証言の虚構や朝日新聞の誤報にまったく触れていない。
・日本側からの慰安婦問題に関する事実の提起を、
 「右翼」「保守」「修正主義」などという侮蔑的なレッテル貼りで片づけている。
・日本政府を学問や言論の弾圧がいつも行われているように表現している。
 だが実際は、日本政府は彼らにも時金援助をして日本研究を助けている。

これらの事実を指摘したうえで、ジェーソン・モーガン氏は
19人の歴史家を証拠に基づかず不誠実で、
不適切な事実は無視すして学問の基本倫理に違反しており、
相手に不利なレッテルを貼り決めつけることで真剣な議論を拒んでいると断じています。
これらの指摘は、少なくともこの教科書問題については的を射ており無視できるものではありません。

もはや捏造と言われてもおかしくないほどの誤報を詫びもせず
いけしゃあしゃあと報道を続ける朝日新聞もたいしたものですが、
せめて法や学問の中核である証拠主義を尊重するよう求めるのが、
学問的歴史的に中立公平な立場ではないでしょうかね。

mixiニュースの記事でもそうですが、冒頭に挙げた3項目のような
「荒唐無稽」な内容は意図的に省かれています。
その上で180人もの研究者が賛同していると言われれば
驚き、不安にもなりますが、その論拠は極めて薄いものです。

日本政府には、理路整然と論破する態度を期待します。
また読んで不安になった方には、
ただの言いがかりにすぎないのだと安心して欲しいところです。

引用元
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43708
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