mixiユーザー(id:16111126)

2009年11月20日22:42

86 view

SFテロリンの星001

2009年のハロウィン。新宿駅で悪魔や魔女とすれ違いながらゴールデン街へたどり着いたテロリンが、ゴールデン街の行きつけの店のドアを開けると、見知らぬ美少女がカウンターの中から言った。
「テロリンさん、ですね?ボクは、ライラ、磯風ライラ。今日から、この店で、バイト始めました。テロリンさんのことは、ママから聞いてます。
そちらの女性は、お連れの方ですか?」
ライラの視線が背後に注がれているので振り向くと、サファリルックに身を包んだ長身の美女、ミレーヌ・ナバロンが居た。テロリンが中高生の時書いたSF物語の登場人物だ。
「私も居るよ、」
ミレーヌの後ろに、よれよれの白衣、ボサボサの白髪、牛乳瓶の底のような、分厚いレンズの眼鏡をかけた、長身で痩せた男が立っていた。
ミレーヌと同じ頃にテロリンが創造した「地球征服を企てるマッドサイエンティスト連合の首領、ドクター・マッド」だ。
三人でカウンターに座ると、テロリンはボトルキープしてある焼酎をレモンサワー割りで、二人は生ビールを飲みだした。
カウンターの中のライラは、異様な風体の三人が、何を話し出すのか、興味津々の様子。
「実は、私たちは、銀河系内の、他の惑星から、やってきました。」
「と、言っても、君たちと同じ、ホモサピエンスなんだ。一万二千年前以上前、すでに人類は、超光速宇宙船で、銀河系内の諸恒星系に乗り出していた。しかし、一万二千年前、人類の第一次星間文明は、超光速移動手段を神によって使用禁止にされてしまった為に、崩壊してしまったのだ。」
「神!?」
「そうだ。人類に超光速移動手段を与えたのは、高次元空間に住む種族だ。彼等を神と呼んで、さしつかえなかろう。」
「そして、1945年に、60年間の神の試練に耐え、一万二千年ぶりに神の力を得た私が、宇宙を旅して目をつけた二番目の候補者が、君なのだ。1975年のことだ。以来、君のことを見守って来たのだが、君も52歳、そして失業中。銀河連合独裁者たる私と一緒に、我々の住む惑星へ来て、地球独裁者候補生になる為の、七週間の研修を受けなさい。」
「その後、347�辧�月の十分の一の直径の人工小惑星を一つ貸し与えるので、その内部工場で生産できるロボットや、星の管制コンピューターの力を借りて、60年間で、地球人類を銀河連合加盟資格を持つ種族にできれば、さらに任期120年の、地球の独裁者に任命しよう」
Drマッドは言った。



1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2009年11月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930