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2008年12月02日03:42

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続・プロジェクトXと共産党

8月31日のニュースに
「蟹工船ブームで共産党に入党する人が1万人に達した」という記事があり
私はそのニュースから9月1日に日記を書いた。
プロジェクトXを引き合いに出して
共産党について考えてみたかったからだ。
昨日プロジェクトXの制作者が万引きで逮捕され、
そして同じ日に流行語大賞の授賞式があった。
惜しくも蟹工船は大賞には選ばれなかったが、ノミネートはされた。
同じ日に「プロジェクトX」と「蟹工船」という言葉を耳にして
もう一度日記を書いてみようと思った。

私はプロジェクトXという番組を見た時、強烈な違和感を覚えた。
家庭を犠牲にし、会社に忠誠を尽くす姿を見て
感動を覚える日本人についても強烈な違和感を覚えた。
そんなに人生において仕事が大切なのか?
仕事以外に生き甲斐を求めてはいけないのか?
一生懸命働いても報酬はわずかで
もし体を悪くしたらとても割に合わない。
「日本人は仕事中毒になれ」という啓蒙番組のような気がしてならなかったのだ。

「おまえら労働者に自由などない。
家庭サービスなどしなくていい。
倒れるまで働き続けろ。
会社の利益が最優先であることを忘れるな」
まるでこんなことを言いたいかのようであった。
何もかも会社に捧げヒーローになっても
失ったものは大きいはずだ。
私には「悲劇のヒーロー」にしか見えなかった。

一方で資本主義社会に幻滅し、共産党に入る若者がいる。
「蟹工船」を読み
資本主義社会とは労働者を搾取する社会であることに気がついた若者たちがいる。
共産党に憧れる若者たちのことである。
プロジェクトXのヒーローを目指す者とは対極にある。

しかしどちらも理想的な生き方ではない。
もっといい生き方があるはずである。
無論それは人によって違う。
だが、探せばきっと見つかる。
安易にブームに流されていては自分の生き方は見つからないだろう。









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