これまたwowowで録画しておいた、「金髪」という映画を観た。
ある中学校で、ある日、生徒たちの一部が金髪で投稿して来るという事態が起きた。
これは理不尽な校則に対する講義行動であったのだけれど、やがて、ネットを通して拡散されていき、金髪の生徒たちの数も徐々に増えていく。
教師の立場や苦労、日本の教育システムの問題、旧態依然とした学校校則、マスコミ、SNSなどのネット社会の問題…等々、現代日本における教育現場の現状や問題点を、一教師の心の声(本音)と建前を基に描かれていく。
最初に友達に金髪を持ち掛け、始めた女子生徒の理論派振りが面白い。
教師とのやりとりを通じて、教育の問題点と不平不満を代弁させているような感じ。
欲を言えば、もっと深く掘り下げたり、生徒達の心情なども丁寧に織り込めたら良かったも知れない、とも思うのだが、冒頭、金髪の生達を前に、
「これは金髪の話ではない。私の個人的な話だ。」
と、一人称で始まる事によって、
岩田剛典演じる、表向き事勿れ主義で、日本の教育システムの末端として組み込まれた一教師を通し、やがて、ある事がきっかけで窮地に追い込まれ行く様も含め、重くならないタッチで、シニカルに問題定義をする、という意味では有りかと。
これまた、嫌いじゃないです。
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