白木マリ、といえば、皆さんは松竹「必殺」だろうが、時代遅れの私は日活。
1957年日活「嵐を呼ぶ男」
『嵐を呼ぶ男』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=uX-nZk26Qlg
1959年日活「ギターを持った渡り鳥」
『ギターを持った渡り鳥』(1959)予告編
https://www.youtube.com/watch?v=lb9Fwdt7aqU
どちらもダンサー役で、ヒロインではなく、いわゆる「お色気要員」だった。
お色気+悪女。こういう役回りを「ヴァンプ女優」と呼ぶ。
日活は「無国籍アクション」と呼ばれた。
なぜか?といえば、「ギターを持った渡り鳥」の舞台は何処でしょう? 1950年代末の北海道函館だ。
しかし、モダン過ぎて、当時の函館の建物や部屋には全く見えない。現実の函館ではなく、夢物語のアメリカナイズ函館なのだ。
渡り鳥シリーズは人気になって、寅さんみたいに、日本各地を巡るが、1960年代前期の佐渡島に銀座みたいなキャバレーがあったりする。
松竹寅さんは、現実の地方の風景の中で寅さんが活躍する。
日活渡り鳥は、現実の日本じゃない日本が舞台。だから無国籍アクションなのだ。
東映でも、ヒロインのライバル。
1968年東映「緋牡丹博徒 一宿一飯」
Red Peony Gambler 2: Gambler's Obligation (1968) | Trailer | Norifumi Suzuki
https://www.youtube.com/watch?v=bd4E9Ar9eGE
「KILLBILL」のタランティーノのお陰で、東映任侠映画はアメリカの映画マニアにも知られるようになった。
東映城のお姫様・藤純子のライバル役で客演だが、この映画では結構印象的なキャラである。
イカサマ上等で派手な刺青全開の女壺振り師・白木マリの情夫が、渡世の掟を破ってチンチンをちょん切られた・玉無し水戸黄門様。
二度とセックス出来ない男と二人、地方の親分に体を売りながら旅から旅へ渡世を送る女壺振り師。
鶴田浩二が「ああやって、死ぬまで、二人で旅を続けるんだろうなあ」とつぶやく。
深みのある役だった。
白木万理さん、3年前に老衰で死去 86歳 「必殺」シリーズで“中村主水”藤田まことの妻役…ファンの投稿受け遺族が公表
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8962187
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