「バタン諸島は中国領」 学者ら主張にフィリピン反発
2026年7月10日 11:21
【北京、マニラ=共同】中国の政府系研究機関や大学の学者らが広東省でシンポジウムを開き、台湾南方にあるフィリピン最北バタネス州のバタン諸島は「中国の領土だ」と主張した。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報が10日報じた。
フィリピン政府は根拠がないとして反発し、中国に領土拡張の意図があるのではないかと警戒を強めている。
中国はフィリピンと南シナ海で領有権を争っている。中国政府はバタン諸島の領有権を公言したことはないとみられるが、公式に主張すれば両国の対立激化は必至だ。
バタン諸島は南シナ海と太平洋を結ぶ海上交通の要衝、バシー海峡に近い。中国が台湾の武力統一を試みて台湾有事が起きた場合、中国軍は海上封鎖に乗り出すとの見方があり、安全保障上の重要性が注目されている。
広東省のメディアが2日、シンポが6月末に開かれ、南京大や中国社会科学院などの有識者がバタン諸島は「台湾本島の自然な地理的延長にある」と指摘したと報じた。学者らは「明や清の時代に台湾の管轄下にあった。島民は台湾住民と言語や文化でつながりが深い」とも主張した上で「バタン諸島は中国領」との結論で一致した。
シンポはフィリピンと日本が5月に海洋境界画定交渉の開始で合意したことを問題視して開かれたという。
フィリピンのテオドロ国防相は今月9日、記者団に対し、中国の一部学者の主張は「根拠がなく、ばかげている」と批判した。中国政府の意図を酌んだ主張だとの見解を示した上で「中国が太平洋全体の支配をたくらんでいるとのわれわれの従来の見解を裏付けるものだ」と述べた。
テオドロ氏は、とっぴな主張だったとしても中国国民は「洗脳されており、信じるだろう」と強調。放置せずフィリピンとして「きっちり反論していく」と訴えた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1027P0Q6A710C2000000/
ワシントン条約は、1900年アメリカとスペインの間で結ばれた領土に関する条約です。
このワシントン条約で境界線がハッキリと定められ、フィリピンの北にあるバタン諸島(バタネス州)がアメリカの領土(現在のフィリピン領)であることが法的に確定しました。
中共の入り込む余地は全くありません。
日本の中距離対艦ミサイルをフィリピンに供与して、中共の侵略を抑止すべきでしょう。
中国、仲裁裁の南シナ海判断を「違法で無効」と拒絶 12日で10年、姿勢変わらず
2026/7/10 17:33
三塚 聖平
https://www.sankei.com/article/20260710-LPTMLKS34JMYBOI7K6UHP52LHQ/
ログインしてコメントを確認・投稿する