台中の田舎で養鶏場を営む独身女性リン・フイジュンは、弟ウェイホンと2人暮らし。しかしもうすぐウェイホンは結婚し台北に引っ越す予定だ。ある日、上海に住む兄から託された姪のシンルーを預かることに。まだ15で生意気なシンルーは、「おひとりさま」で恋人も居ないフイジュンのためにマッチングアプリを勧めてきた。勝手に登録され困惑するフイジュンだが、まあまあルックスの良い彼女には、やたらと…というか世界中から〈いいね〉の

マークが着くことに。気を良くしたフイジュンは、英語で話しかけてきたマーティンという男性に

を返してマッチング成立。写真やメールを交換していくことになる。パリ在住で画廊を経営しているというマーティンに甘い言葉をメールで囁かれ有頂天のフイジュン。だがやがてマーティンはカネを要求してきて…
「サリー」
以下、モン・ネタバレ。



おんどりのマーティンにワンコのさつまいも、一年生のひよこたち…気づいたんだけど、動物というのは同じ目線位置でカメラを向けるとえらく可愛いく見えるもんだね。
今日観た台湾映画が提示したテーマはキッコーマンのCMと同じく(古っ!)「しあわせってなんだっけ?」という奴。あと、「自由とは?」かな。ロマンス詐欺に引っかかりかけた女性が旅行を通してその問いに答えを見出していく話。主人公フイジュンを演じた女優さんが微妙に松嶋菜々子似で、絶妙なオバさん体型なので説得力抜群。養鶏作業も似合うしパリの街並みも似合う…ま、ファッションセンスについては要議論だけども。
パリで鳩のショットが出てきた時に、鳩と鶏の対比に気がついた。広いパリの空を制約なく飛び回る鳩と、飼育小屋から庭までを集団移動するだけの鶏。鳩を「自由」と呼ぶのは簡単だが、だからと言って鶏が「幸せじゃない」とは言い切れない。同じ場所で同じように生き、同じ家族・仲間としか触れ合わない日々にも幸せはあるのだな。おんどりだって自由気ままじゃん^_^
とまぁ、まさにほっこりという形容がしっくりくる一本。オススメ。
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