地味にイランの隣国であるアゼルバイジャン。数年前にアルメニアとの紛争に勝って、係争地であったナゴルノ・カラバフを奪還。紛争での勝利のカギになったのはドローンで、それを支援したのはトルコとイスラエル。共にイランの敵国であった。
ナゴルノ・カラバフ奪還後、外交交渉によってアルメニアに取り囲まれる形で存在する飛び地ナヒチェバンへの打通を目指すが、ナヒチェバンがトルコと地続き。国内にアゼルバイジャンと同民族アゼル人居住区を抱えるイランは、トルコやイスラエルとの連携によるアゼルバイジャンの国威伸長を牽制。一時は紛争を危ぶまれるまでになっていた。
ここ最近の流れを見る限り、イランとアゼルバイジャンは対立を回避して経済協力を深めていたのだけれども、イラン現体制が存亡の危機を迎えた今、アゼルバイジャンはアゼル人居住区併合の誘惑に勝てるだろうか。少なくてもイスラエルはケツを持ってくれるはず。
先のつぶやきで、イラン攻撃のF1中東ラウンドへの影響について述べたけれど、アゼルバイジャンも可能性としてはなくもない。アゼルバイジャングランプリは9月後半なので、さすがにそれまでには政権崩壊しているだろうけれど、「アゼルバイジャンがアゼル人居住区侵攻」「革命防衛隊がゲリラ化して周辺国にドローンで抵抗」という流れになれば、中止もありうるかもしれない。
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