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2025年12月08日02:11

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2009年12月8日の日記  温故知新

レコードチャイナの記事は今日が12月8日であるために
無理やり映画「トラ・トラ・トラ」を引っ張り出した感じの内容ではあるが
真珠湾攻撃の日を忘れないためにはいいことかも知れない。
アメリカでこの映画が公開されたのは1970年のことで
当時はベトナムでべトコン(ベトナム共産軍)と死闘を繰り広げていた。
だから当然ベトナムでの戦争を意識したものとなっている。
サイゴンのアメリカ大使館がべトコンに一時占拠される事件も起きていて
アメリカ人の間にアジア人に対する畏怖が生まれていた時代の作品だ。
映画「猿の惑星」が作られた背景と共通している。
しかし「トラ・トラ・トラ」は日本人の製作者の意向も反映されていて
アジア人を理解しようという試みが見られる。

当時アメリカではベトナム戦争に反対する運動が盛んで
国民は戦争に消極的になっていた。
そしてアジア人に対する無知を反省する空気もあった。
ベトナム戦争で劣勢に立たされていたからこそ
映画「トラ・トラ・トラ」が生まれたのである。
2001年に公開された「パールハーバー」は
あくまでもアメリカ人の視点で製作されているため
日本人にとっては全くカスみたいな作品に仕上がってしまっている。

アメリカ人はベトナム人を見誤ったのである。
ベトナム人は日本人のように正直ではなかったのだ。
日本人は一度約束すればそれを守ろうとするが
ベトナム人にとって約束は守るためにあるのではなく、「軽い言葉」に過ぎない。
交渉することの無意味さを知る前に、戦争に終止符が打たれたのである。
いずれにしろアメリカ人はアジア人を知らなかった。
おそらく今も知らない。
だから今もアジアを舞台にした映画は事実とは大きくかけ離れ
支離滅裂な内容のものが多い。

だが少なくとも「トラ・トラ・トラ」が製作された時のアメリカ人は
アジア人の本質を知ろうと努力していた。
ベトナム戦争の傷から癒えたアメリカ人は
また元の傲慢で無知な国民に戻ってしまった。
これから中国が台頭し、アメリカ人に畏怖を与えるようになったら
再び無知を反省することになるだろう。
歴史は繰り返す。
アメリカ人も近い将来「温故知新」の意味を知ることになるだろう。


<映画の中のチャイナ>ともに米本国が直接攻撃された歴史上の出来事〜「9.11」と「トラトラトラ!」
https://www.recordchina.co.jp/b37752-s0-c70-d0000.html
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