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2024年09月28日12:04

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西谷啓治著『仏教について』(法蔵館)刊行のうらばなし

あれは、わたしが大学四年の時、西谷啓治先生のお宅に遊びに行った時のことである。

西谷先生がわたしの卒業論文のことを気にかけてくれているということを、原野栄二先生からお聞きしていたので、その件も踏まえて京都の吉田神社近くの西谷先生のお宅にお邪魔することにした。

その時、法蔵館から刊行されることになった『仏教について』という西谷先生のご本について話が及んだ。

すると、西谷先生は突然怒り出された。どうも法蔵館のやり方が強引だ、いや失礼だというのだ。

法蔵館は、西谷先生の講演を西谷先生の許可も取らず勝手に録音しそれをテープ起こしをして『仏教について』という書籍にして、西谷先生の下に持ってきて、出版の許可をしてくれと言いに来たという。

いや、ちょっと待ってくれ、そんなやり方は失礼ではないか。自分の全く知らないところで録音、テープ起こし、製本などを行ったうえで、出来上がった書籍の出版の許可をくれとは少し強引で失礼ではないか。

西谷先生曰く、先代の法蔵館の店主はこんなことはしなかった。しかしその息子の代になってこんなことを平気でするようになった。西谷先生はお怒りになっていた。

しかし『仏教について』という書籍は�猖‖∩�書�瓩箸靴憧�行された。今度その『仏教について』という書籍が�猖‖∧幻豊瓩箸靴萄独里気譴襦5ぢ寝躬劼気鵑痢崟消�啓治における哲学と仏教」という解説が載るという。この気多雅子の解説文が読みたくって買うことにした。
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